ギャグ・コメディ

黒「無限バンダナって……それをつけたら何が無限になるわけ?」

灰「まず、色無がつけると1日1回言うか言わないかのクサいセリフを何回でも言ってくれます」

橙「何てステキなアイテムなの!」

灰「青先輩がつけると1ヶ月に1回有るか無いかのデレ状態が永遠に続けられます」

青「な!?」

灰「黄色ちゃんがつけると毎日カレー作ります」

黒「それは勘弁願いたいわね」

黄「え〜いいじゃ〜ん」

灰「黄緑先輩がつけると投げる包丁の数が無限になります」

橙「NOOOOOOOOO!!!」

黄「つけなくても何本でも出しそうだけどね……おや、誰か(ry」

朱「あたしがつけると酒の数が無限になるのか!?」

灰「……かと思われます」

群青「そんなことさせないわよ!」

灰「そしておそらく……あまり考えたくはありませんが……」

黒「どうしたの?急に歯切れ悪くして」

灰「……茶色先輩がつけると、無限にドジを続けます」

「……」

黒「別にいつもの事じゃない?」

茶「ふえぇ……」

灰「こんな夢のアイテムがなんと一つ5万円!さぁ速いモノ勝ちだよ!」


ぴかっ!ごろごろごろ……

無「お、今のは近いな」

黒「そんな事より、随分な状況ね色無?」

紫「(がたがた)」水「(ぶるぶる)」茶「(えぐえぐ)」

無「仕方ないだろ?皆心底怖がっちゃってるし。それにお前だって」

白「黒ちゃーん……」(ぎゅっ)

黒「……私はいいのよ」

黄「なーにみんな。ちょっと怖がりすぎじゃない?」

無「お前は平気なのか?割と怖がりなくせに」

黄「えー、だってこんだけ雷鳴ってると逆にテンション上がんない?」

無「お前……そういえばこういう時映画だと殺人鬼が出てきて壁にシルエット映ったりするよな」

ぴしゃっ!ごろごろごろ……

紫「ひっ!色無ぃ……」

無「はいはい怖くない怖くない。へそ隠しとけよ?」

黄「あんたが怖がらせるようなこと言ったんでしょうが……(ぴかっ!)ひっ!?」

無「どした?お前もこっち来るか?」

黄「い、今、壁に人影が……」

無「おいおい、まさか本当に……」

ぴしゃーん!!

無黄『ぎゃーー!出たーーー!!』

黄緑「何が出たんですか?」

無「何だ黄緑か……びびったー……」

黄緑「あらあら、何と間違えたんですかぁ……?」

黄「いや、ちょ、これは流石にこわ」

黄緑「許しませんよ?」

無黄『ぎゃーーーーっ!!!』


無「おーす、黒。風邪ひいたんだって?」

黒「こほ…色無し?」

灰「夏風邪は…えーっと…ウマ、シカ、しかひかない…なんて読むの?教えてお姉ちゃーん」

黒「くっ…覚えてなさいよ…」

無「暇だし看病してやるよ、灰色とゲームがてら。何かあったら言ってくれ」

黒「ありがとう…助かるわ」

灰「グラセフ手に入れたからやりましょうや」

無「誰に買ってもらったんだよ」



黒「すー…こほっこほ…色、無し…」

無「どうした?アイス枕取り替えるか?」

黒「…っ……」

灰「…ほい、ポカリ」

黒「あ、ありがとう…」



黒「……ぁ…」

無「ん?なんだ?」

灰「ほら、男は出ていく!体拭くんだよ!」

無「あぁ…ごめん」



無「なんやかんや言いながらも、やっぱり姉妹なんだなぁ…」

灰「いいえ、私は橋の下で拾われた子ですから」

無「みんな言われるよそれ!」


男「あっぢぃ……し〜ぬ〜」

黒「情けないわね、もうちょっと静かにできないの?」

男「冷え○タ貼りながら言ってるんじゃねぇよ」

黒「あんたの分は無いわよ」

男「2枚使いながらその台詞を言うか?」

黒「とりあえず暑苦しいから私の視界から消えなさい、しっしっ。あ、ついでに白探してきて頂戴」

男「……傍若無人っぷりに拍車がかかってるな」



男「あ〜つ〜い〜」

橙「……」

男「あ〜つ〜い〜! あ〜つ〜い〜ぞ〜っ!!(ガタガタガタ)」

プルルル

男「(ピッ)もしもし?」

橙『もしも〜し? ちょっとうるさすぎるんじゃない? ここまで声が聞こえてきてるよ〜?』

男「聞こえるようにやってるんだから当たり前だろ!? いいから視聴覚室の鍵開けろ、一人で冷房あたるなんて汚ねぇぞ!!」

橙『一人だから優越感に浸れるんじゃない。あと二時間待っといてね〜』

男「待ってる間に倒れるわっ!!」



桃「あっついね〜」

男「……」

桃「どうかした? なんかおかしいよ?」

男「……ピンクちゃんが言うかな」

桃「ん? なんで?」

男「水着じゃん」

桃「学校にはプールあるんだから普通じゃない?」

男「……ここ教室だし。ピンクちゃんビキニだし」



茶「あ、あついですねっ」

男「……」

茶「ど、どうかしました? 何かおかしいですよ?」

男「……茶さんが言うかな」

茶「なっ、なんでですかっ!?」

男「ワイシャツしか着てないじゃん」

茶「ち、ちゃんと下に水着つけてますよっ、ほらっ!?」

男「あぁ、それならまだ——ってつけてない、つけてないからっ!!」

茶「……あれ?」



紫「汗だくで見苦しいったらないわね、ホント」

男「んだよ〜、お前だって汗だくじゃねぇか」

紫「ふふん、私はいいのよ。これからプールに行くから」

男「お前毎日プール行ってないか? 市民プールとはいえどこからそんな金が出てくるんだよ」

紫「あんたが普段バカにしてくれるこの身長のおかげで、私は一般料金の半額の小学生料金でいけるのよ。うらやましい?」

男「……あぁ、うらやましいなホントに」

紫「哀れむなぁ〜っ!!」



男「あついあついあ〜つ〜い〜」

緑「静かにしてくれない? 読書の邪魔よ」

男「暑いんだから仕方ないだろ〜。それとも緑は暑くないって言うのか?」

緑「私だって暑いわよ。でも読書をしてたら平気」

男「マジで言ってんのか、それ?」

緑「疑うのなら見てなさい……(ペラペラ)」

男「おぉっ、確かに一筋の汗もかいてないし、全く暑そうな表情をしていない!!」

緑「どう?(ダラダラダラ)」

男「本から目を離した瞬間に汗だくかよ!? 」



黄「じゃっじゃ〜ん、ア〜イス〜っ!!」

男「お、くれるのか?」

黄「誰があんたのために買って来るのよ!? 当然私のものに決まってるじゃない」

男「いつも人の物を横からかっさらっていく人間が言うか? 一口ぐらいよこせ」

黄「新発売の○リガリ君だからダメ〜。それよりさ、コレ買ったコンビニで面白い事があってさ——」

男「……」

黄「——でね、思わず写メ撮っちゃったのよ。ほらコレコレ」

男「……もったいない」

黄「へ? 何が?」

男「お前のアイス」

黄「あれ、いつの間にか棒だけに!? 何この消失マジック、犯人はお前だ〜っ!!」

男「ベッタベタになってる俺の机を拭いてから言ってもらえるか?」



赤「〜♪」

男「……こんな温度の中でよく走れるな、赤」

赤「ん? 別に普通だと思うんだけど」

男「んなことないって。俺からすれば信じられん」

赤「キミも走ればいいのに〜。暑いの通り越して面白くなってくるからさっ」

男「根本的な解決をしてないように思うんだが」

赤「ほらほら行こうよ、あははっ」

男「だから俺はいいって」

赤「いいじゃ〜ん、あはっ、あははっ、あはははははははっ!!!」

男「き、救急車ぁ〜っ!!」



男「白さん何してるの?」

白「ん〜、何となく太陽見てるだけだよ。まぶしいね〜」

男「……校舎に入らない?」

白「あ、ひょっとして心配してくれてる?」

男「ちょっとだけ」

白「あはは、ありがと。でも大丈夫、もう少しだから」

男「……何が?」

白「暑いところにしばらくいると頭の先の方からすーっとくる感じが——あ、来た(パタリ)」

男「うぉ〜いっ!?」

白「あれ、黄緑ちゃんも来てたんだね、うふふふふ」

男「き、救急車ぁ〜っ!!」



水「……ふぅ」

男「水色ちゃん、水やり?」

水「あ……は、はい」

男「えらいねぇ、水色ちゃんは」

水「そ、そんなことないです……」

男「そんなことあるって。それより大変じゃないの? うちの花壇は色んなトコにあるうえに広いし」

水「そうですね……全部回ってる間に最初にお水あげたところが乾いててまたお水あげて回っての繰り返しをしてますから」

男「……それ、どれぐらい繰り返してんの?」

水「かれこれ5周ほど……」

男「ちょっ、それ水色ちゃん大丈夫なの!?」

水「ご、ご心配をかけてすいません、大丈夫ですから……」

男「全然大丈夫そうに見えないんだけど」

水「ほ、本当に大丈夫ですから……あ、あんなところにもお花畑があったんですね……(フラフラ)」

男「き、救急車ぁ〜っ!!」



ピーポーピーポー

男「あっ、こっち、こっちですっ!! ここにいる3人が大分参ってて——とにかく早く乗せてくださいっ!!」

ガチャ

黄緑「あらまあ、3人ともどうしたんですか?」

男「なっ!? 何で既に黄緑さんが乗ってんの!?」

黄緑「さあ? 何ででしょう?」

男「……」

黄緑「私、さっきまで校門で紫ちゃんを待ってたはずなんですけど。気がついたらお花畑で白ちゃんとお話してて、更にいつの間にか救急車の中だったんですよ」

男「……すいません、定員オーバーっぽいんでもう一台追加で」



男「あ〜、落ち着く……」

青「あんたねぇ……」

男「どうした青、俺の事は気にしないで練習続けてくれ」

青「いきなり弓道場に来たかと思ったらうつ伏せに寝転がって……邪魔しに来たの?」

男「違う違う、ここって風通しもいいし板張りだし。夕方まで避難させてくれ」

青「集中できない。早く帰りなさい」

男「え〜っ!? 一緒に帰ろうぜ、待ってるからさ〜」

青「わ、私を待ってる暇があるなら他の子と帰ればいいじゃないっ」

男「俺が青と帰りたいんだよ〜」

青「ばっ、馬鹿じゃないの!?」

男「そうか〜?」

青「そ、そうに決まってるじゃない……」

男「どしたんだ、座り込んで? 練習終わり?」

青「休憩よ、休憩。集中できる環境じゃないし」

男「まるで俺のせいみたいな言い方だな」

青「完っ璧にあんたのせいよ」

男「傷つくな〜。ま、とにかく休憩は必要だな。今の青、熱中症一歩手前みたいな顔してるぞ?」

青「……それこそ誰のせいだと思ってるのよ」


黄緑「あらあら。そのアスパラ(の天婦羅)、少し焦げてますね。」

色無「そうかなぁ?」

黄緑「私のと交換しましょうね。あとお詫びに茄子も差し上げますね。」

色無「いいよ、そんなこと気にしなくって。」

黄緑「私のプライドの問題ですから。はい。」

黄緑(『秋茄子は嫁に食わすな』と言いますからねw)

色無「そ、そう? それじゃ遠慮なく。」

黄緑「ごめんなさいね。ウフフフ」



緑(黄緑、さりげなく『秋茄子は嫁に食わすな』をやったわね)

緑(それじゃ、私は茄子に爪楊枝(妻用事)を刺してと…)

緑「色無、ボーナスあげるわよ。」

色無「緑さん、それ茄子に楊枝刺し(ry」

緑「ほら、遠慮せずに食べなさい!」(///)

色無「それじゃ頂きます。」



黒(もしかして、『秋茄子は嫁に食わすな』をやってる?)

黒(そうなると、白の茄子は私が食べなきゃ・・・)

黒(でも、私の茄子は色無に上げなきゃいけないし…)

黒(かと言って、白の茄子を色無に上げるわけにはいかないわね…)



黄色「黒ちゃん、何ぶつぶつ言ってるの?」

黒「いいわね。馬鹿には悩みが無くって…」

黄色「うわぁ、ひどい!。色無、今の黒ちゃんの発言どう思う?」

色無「事実だろ?」



水色(も、もしかして、みんな『秋茄子は嫁に食わすな』を…)

水色(で、でも。そんな勇気、私に…(///))

水色「い、色無君。茄子が好きだったら、いつもお水撒くの手伝ってくれる御礼に。はい。」

色無「ありがと」

水色「(///)」



青(うわぁ、奥手の水色ちゃんまで『秋茄子は嫁に食わすな』を…)

青「色無は、ボ、ボケナスだから、茄子あげるわよ!」

色無「・・・」

青(ああ、素直になれない自分が憎い…orz)



橙色(よくわかんないけど、茄子を色無にあげるのがトレンド?)

橙色(この流れに乗り遅れることは私のプライドが…)

橙色「私の茄子も色無に上げる代わりに海老もらうわね。」 (パク)

色無「最後の楽しみにとっておいたのに・・・orz」


今更ながらの開会式



無「はぁ、さっさと始めろっつーの。校長の話なんてどーでもいいだろ、実際」

青「ちょっと!なんてこと言ってんのよ!あ、ほら!選手代表の黒と灰ちゃんが出てきたわよ!」

無「黒はともかく、何故灰が選ばれたのかさっぱり理解できない……」

灰「あー、だる……(ぽかっ)いてっ」

無「既に雲行きがあやしい……」

灰「(トントン)あ、あ〜、マイクテス、マイクテス(ぽかっ)いてっ」

黒「ごほん!宣誓!私達、選手一同は!」

灰「スポーツマンヒップにモッコリ(ぽかっ)いてっ」

黒「正々堂々と、戦う事を!」

灰「誓ったらなんかくれんの?(ぽかっ)いてっ」

黒「もう!あんたは何でこんな場所でまで不真面目なのよ!ちょっとこっち来なさい!説教してあげる!」

灰「うあ〜。全校生徒のみなさん、たすけて〜……(ずるずる)」



無「なんてぐだぐだ……この体育祭、大丈夫なのか?」


パン食い競争 桃編



えー、次はーパン食い競争ー、パン食い競争ー

桃「色無君、よーく見ててね!私がんばるから!」

無「おう、がんばれよ」

桃「(色無君に私のイイトコロ見せつけなきゃ!)」(ぱん!)

無「お、なかなか良いスタートダッシュだな。がんばれー!桃ー!」

さぁ、あっという間にパンコーナーに!

桃「(ここだぁ!)」(ぴょんぴょん!)

無「おいおい、桃届いてないぞ……ん?」

桃「え〜ん、とどかないよ〜……」(ぴょんぴょん、たゆんたゆん)

無「んんん!?」

桃「どうしよ〜、届かないな〜♪」(ゆっさゆっさ、ぶるんぶるん)

無「魅せどころがちげー!!ぶふぁ!!」

おーっと、観客席で鼻血噴出者が続出だ〜!!

桃「うふふ♪なかなか取れないな〜♪」(たぷんたぷん♪)


パンキュイチョ 紫編



紫「むー、あのでかメロンめ。あたしの活躍を見てろよ……!」

無「紫ー!桃の分までがんばれよー!」

紫「うっさい!誰があんな色ボケの為に走るか!あたしはただ負けるのがイヤなだけ!」

無「なんでもいいけどね、がんばる理由なんて」(ぱん!)

さー始まった!紫選手、トップを独走ー!!

無「おお、なんか足がしゃかしゃかいってる」

そしてぶっちぎりの速さでパンコーナーに突入!!

紫「負けるもんかー!!」(ぴょんぴょん!)

無「おいおい、お前まで桃のマネしなくても……」

紫「(ぴょんぴょん!)!!」

無「しかも乳揺れてねーしw……あれ?」

紫「(ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん!!)!!」

あーっとここで紫選手、全選手に抜かされたー!最後尾だー!!

無「あ〜あ……」

紫「(ぴょん!ぴょん!ぴょん!ぴょん!……)」



無「そうだよね、何で誰も気付かなかったんだろうね……」

紫「……(完全イジけモード突入)」


パン(ry 黄色変



黄「ふ、あのデカ乳とちっちゃいのはパン食い競争の何たるかを知らんようだ」

無「期待してるぞ、このままじゃウチの組ビリまっしぐらだ」

黄「まっかせなさい!目標を持ったあたしを止める事など誰にもできん!」

無「……黄色がこれほどやる気を出すとは……一体何が?」(ぱんっ!)

黄「おらおらおらおらぁ!どきんしゃーい!!」

おーっと黄色選手、他の選手を薙ぎ倒したーー!!

無「いいのか?これ」

黄「我が!栄光の!カレーパンは!誰にもやらーん!!」

無「あー、なるほどねー。いろんな種類のパン用意してあったもんなー」

黄「とおうりゃーー!」(ぶちっ!)

黄色選手、あっさりとカレーパンを選んだー!!

無「よし、黄色!そのまま突っ走れ!……あ?」

黄「んー♪やっぱカレーパンんめー!」

無「立ち止まるな!座って落ち着いて食うなー!!」

黄「うまうま♪なんか忘れてるような気がするけど、気にならなーい♪」

無「気にしろー!!……あ〜あ、だめだこりゃ、抜かされた。またビリ確定だよ……」

黄「すいませーん。おかわりありますー?」


100M走 疾風の赤



赤「ふふふ!時は来た!この学校が、ボクの独壇場となるその時が!」

無「おー、やっと安全パイが出るよ……頼むぞホント」

赤「誰にモノを言ってるんだい?ボクが負けるとでも?」

無「……安心して見ていても、大丈夫そうだな」

イチニツイテ、ヨーイ!(ぱんっ)

無「うお、赤はえー。しっかし、紫同様走ってても乳揺れんなー」

ゴーーーーッル!一着は赤選手!

無「流石、ダントツだったな……ん?」

おや?赤選手止まりません!暴走です!!

赤「血がたぎってきたぜーーーー!!」(ずどどどどどどどどどどど!!!)

きゃー観客席につっこんだぞこらー止まれーうわーぎゃー……

無「俺は何も知らない、何も見ていない……」


応援合戦 お持ち帰りぃ編



無「このままじゃダメだ……なんとかして皆の士気を上げねば……!」

男「それなら丁度良いんじゃない?次女子全員参加の応援合戦だぜ?」

無「おお!これで我が軍(?)の士気も上がる!で、応援団長は……」

水「ふ、ふれー、ふれー、み・ん・な……」(だぼだぼ学らん、はちまき)

無「……」

水「ふぁいと、ふぁいと、がんばれー……おー……」

「……」



とりあえず和んだ


応援合戦 血の雨が降るぜ……編



桃「ファイト、ファイト、いーろーなし♪」(チアリーダー姿)

無「桃……個人的にはとても嬉しんだが、逆に皆の士気下がる一方だから」

桃「えー、だって、私が応援したいのは色無君だけだもん♪ね♪」

「……」

無「勘弁してくれよ……周りの奴等みんな血の涙流してるからこえーよ……」

桃「じゃあ……がんばれがんばれみーんーな♪」

「うおおおおおお!!やってやんよこのやろおおおお!!!」

無「そうそう、それでいいの。これでみんなの士気も……お?」

桃「ファイト、ファイト♪」(ゆっさゆっさ)

無「……」

桃「負けるな♪負けるな♪」(たゆんたゆん)

無「まさか、またこのオチか!!ぐ、我が生涯に一片の悔い無し!!ぐふぁ!!」(ばたっ)

桃「あれれー?何でみんな鼻血出して倒れちゃったのー?うふふ♪」


昼食 体育祭実行委員Aの悲劇……編



無「あー、血が足りねー。腹減ったー」

青「ふん、でれでれしてばっかりいるからよ!」

黄緑「はいはい、とりあえずお昼にしましょう?たくさん作ってきましたよ」

黄「むほ!うまほー!いただきまーす!」

赤「だー!それボクが狙ってたのに!」

黄「へっへーん!早い者勝ちだよーっだ!」

紫「黄緑ー、そこのタコさんウインナー取ってー」

黄緑「はいはい♪みなさん、量はたっぷりありますので、ゆっくり焦らないで食べて下さいね?」

「あのー、すみません……」

黄緑「私ですか?何か用でしょうか?」

「父兄の方でしょうか?次は保護者対抗綱引きなので、なるべく早く準備を……ひっ!」

黄「あーあ、死んだねこりゃ」

無「なむなむ……」

「あっ、もしかして生徒でした?すみません、てっきりそちらの子と親子なのかと……」

紫「ちっちゃいゆーな!!」

赤「まあまあ、紫ちゃん……ここは黄緑に任せよう?」

「あの、すみません!すごく大人びていたので……えと、その……ねえ?」

黄緑「許しませんよ?」

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!????」



黄緑「いいんです、どうせ私なんか……」

無「まーた鬱モードになっちゃった……」


お玉リレー



〜お玉リレーの選手は入場門に集まってください〜

黄緑「あ、私出ますんで行って来ますね」

色無「がんばってください。期待してますよ」

まぁお玉を使わせたら右に出るものはいないからな

とはいえピンポン玉を乗せて走るのは難しそうだけど



 よーい、ドンッ!

実況「まずスタートダッシュで飛び出したのは黄緑さん」

実況「そのままトップでお玉を取ってピンポン玉をすくったぞぉ!」

色無「あとは落とさず走ればトップだな」

実況「後続の選手もピンポン玉をすくって追いかける」

実況「おぉっと、ここで突風が吹いてピンポン玉が飛んでいくっ」

色無「あっ、黄緑さんのピンポン玉が飛ばされ……」



実況「何と!黄緑さんの巧みなお玉さばきでピンポン玉は無事だぁっ!」

実況「まるでピンポン玉が宙に浮いているようだ」

実況「これが噂にきいた奥義お玉返しなのか!」

色無「お玉の残像しか見えん……」



実況「そのまま黄緑さんがトップでゴールッ!」

実況「さすが長年の修行をしているだけはありました」

黄緑「あらあら?長年ってどれくらいなのかしら?」

実況「あ、黄緑さ……(以下放送自粛)」


借り物競走 何て事書いてあるのよ!編



無「今回の借り物競走は基本的に『〜な人』みたいに人を連れてくる競技らしいぞ」

青「ふ〜ん。まぁ、物よりは探しやすくていいんじゃない?」

無「観客も競技に参加して欲しい、って観客からすればめんどくさいんじゃね?」

青「あんたみたいなモノグサな人ばかりじゃないのよ」

無「へっ、どーせ俺はやる気ないですよ」

ヨーイドン!

さあまずは借りる物を書いたカードを手に取ります!ここまではほぼ同着!

青「さーて、私が探す人はっと……えっ!?」

『好きな人』

青「なななんて事書いてんのよ!もしアイツを連れてきでもしたら……(ちらっ)」

無「?」

青「///(どうしよぅ、こんなところで気持ちを伝えたくないし……)」(あたふた)

無「あいつ、そんなに迷うほど難しいの当てちまったのか?」

青「あーもう!こうなったらどうにでも……」

無「お?俺か?」

青「(やっぱり無理ー!!)空、一緒に来なさい!!」

空「え?私?」

ゴーーーーッル!!さて、着いた人はカードに何が書いてあったのかを見せてもらいます

青「私のはこれよ!『好きな人』」

「……」

青「あ、あれ?」

姉妹だからいいんじゃね?いやもしかしてアッチの人なのかも……イヤねぇこんな場所で

空「お姉ちゃん?」

青「……アッーーー!!」


借り物競走 悲しい気持ち編



無「今回は大丈夫だろ」

紫「さっき何かあったっけ?」

無「(こいつ、さっきの悲劇を無い物としやがった)」

紫「ふふ、この紫ちゃんに全て任せなさい!」

ヨーイドン!

紫「えーと、私の借り物は……!」

『自分より小さい人』

紫「……(ぷるぷる)」

無「あいつなんか震えてね?」

紫「(ちらっ)」

灰「?」

紫「(ちらっ)」

空「?」

紫「うぅ……うえーん!ぐれてやるー!!」

無「あいつまた何か地雷踏んだのか?」



「おぎゃー、おぎゃー!」

はい、『自分より小さい人』、OKでーすww

紫「わざわざ口に出すなー!」

無「今日であいつのプライドズタズタになったな」


灰色「おぉーっ、あー」

色無「おい、どうした灰色?」

灰色「パソコンが壊れた……」

色無「どうなったんだよ?」

灰色「例えばさ」



 まりあさんじゅうななさい(変換)

 マリアさん十七歳

色無「普通じゃねーか」

灰色「で、次」



 いのうえきくこさんじゅうななさい(変換)

 井上喜久子さん十七歳

色無「これまた普通だね」

灰色「でもさぁ」



 きみどりさんじゅうななさい(変換)

 黄緑さん十七歳

色無「普通じゃん」

灰色「えーっ?おかしいよコレ」

色無「なんでだよ、同じじゃん」

灰色「だって、変換辞書には学習機能があるんだよ?」

色無(いやな予感がする…コレは戦略的撤退だ、スタコラサッサ)

灰色「黄緑のことを学習したらこんな結果には」

灰色「って、あれ?色無?」

黄緑「あらあら、学習したらどうなるのかしら?」

灰色「あ、きみどr」


 〜棒倒しの選手は入場門に整列してください〜

色無「お、出番だ、行ってくるよ」

灰色「死地に赴く戦士にけーれー」

黒色「コラッ、縁起でもないこと言わないの!」

灰色「そういや棒倒しって、棒を倒さないよね?」

黒色「そう言えばそうね、うちの学校では先端の旗を取ったら勝ちね」

灰色「旗取りに改名すればいいのに」

黒色「でも結局棒も倒れるからいいんじゃない?」

 〜棒倒し1回戦開始!、ドーン

灰色「がんばれーいろなしー」

黒色「守備側だから怪我しないといいけど」

 〜1回戦終了、次は2回戦です〜

黒色「今度は色無が攻撃ね」

 〜棒倒し2回戦開始!、ドーン

灰色「いけーいろなしー」

黒色「色無は少し出遅れたみたいだけど」

灰色「先陣が囮になっているのですよ、そしてこの隙に色無が登る、と」

黒色「なんでアンタが解説してんのよ」

灰色「そこだー、旗を奪えー」

黒色「あ、危ない!」

 倒れる棒から落下色無

黒色「あぁっ、大丈夫かしら?」

 起き上がり無事をアピールし、奪った旗を見せる色無

黒色「怪我はなさそうね(ホッ)」

灰色「時に姉様」

黒色「何?」

灰色「色無の持っている旗が……」

黒色「見事に折れているわね」

灰色「さすがフラグクラッシャー」


桃「はー、いいお湯…」

黄緑「景色も綺麗な露天風呂ねえ」

水「はふー…」

橙「むむう、なんという資産差」

青「資産?何の事」

橙「それを私の口から言わせる気?」

青「…よくわかったわ、それ以上言わないで」

橙「やー、それにしても水ちゃんって着痩せするんだねえ」

水「ひゃうっ!?」

橙「む、これはなかなか…」

水「だ、橙ちゃんやめてー…」

紫「うー…」

桃「?紫ちゃんどうしたの?」

紫「…おっきいのは敵なのっ」

桃「えー、でも紫ちゃんも可愛いよ?」

紫「同姓の可愛いはあてにならないのっ」

桃「そうかなー…私は紫ちゃんのこと本当に可愛いと思ってるよ?」

紫「…でもやっぱり桃のこれはずるいっ。ちょっと分けてっ」

桃「ひゃっ」

黄緑「うふふ、仲良しねえ」


色「やめられないやめられない♪やめられないやめられない♪」

紫「朝寝♪」

緑「夜更かし。(グッタリ)」

赤「昼寝♪」

男「やめられないやめられない♪やめられないやめられない♪」

茶「つまみ食い♪」

郡「夜食………」

朱「お茶漬け……ウプ………」

色彩「やめられないやめられない♪やめられない♪」

灰「テレビゲーム。」

橙「カラオケー♪」

紺「やめられないやめられない♪やめられないやめられない♪」

白「日向ぼっこ♪」

桃「露天風呂ー♪」

水「寄り道……( ///)」

黄「おしゃべり♪」

黒「長風呂。」

空「無駄遣い………orz」

黄緑「お節介?」

薄「長電話♪」

青「片思い(///)」

侍「横恋慕ー♪」

全「やーめられないやめられない♪やーめられない♪いくつになーぁっもー♪

  やーめられないやめられない♪死んでも化けても生まれ変わってもー♪」


黄緑「今日は栗ごはんですよ〜」

赤「わお!待ってました!」

黄「あたし的には栗カレーの方が……」

無「それはどうなのよ?」

黄「ん?けっこう合うよ?」

無「経験済み!?」

紫「早く食べようよ〜。お腹空いた〜」

黄緑「もうちょっと待って下さいね?皆さんそろってからにしましょう?」

紫「ぶ〜……」

桃「わー!!今日は『クリ』ご飯なんだー♪」

無「そうなんだけど、お前……」

桃「私『クリ』大好きなんだー♪イイよねー、『クリ』♪」

紫「ねー、何で『栗』だけ強く言ってるのー?」

桃「うふふ、それはね(がしっ)え?」

黄緑「あらあら♪ナニを言おうとしたんでしょうねぇ?」

桃「えっと、それは……ねぇ?って助けてー!!」

無「因果応報だな」

紫「ねー、なんでー?」

無「……お前にはまだ早いんじゃないかな?」

紫「むー!また子供扱いしてー!!」



桃「ッアーーーーー!!!???♪♪♪」


朱色「今夜のご飯は白の家の持ち山からきた松茸尽くしだぞ〜♪」

全色「おおッ! 白(ちゃん・さん)ありがとうございます!」

白 「いいえ。どうぞ、召し上がれ。」

黄緑「松茸ご飯はたくさん炊きましたからお代わりもOKですよ〜♪」

全色「おおッ!」

朱色「それじゃ、頂きま〜す!」

全色「頂きま〜す!」

橙 「うわぁ、この土瓶蒸しの松茸大きい〜!」

桃 「色無く〜ん。こんなに大きいの桃のお口に入らなぁ〜い。」

焦茶「色無の松茸はもっとカサが張ってて軸も太いぞ。」

緑 (これは冬コミケのネタにwwwwwwwww)

色無「Hなのはいけないと思います・・・(///)」

青 「空。松茸なんか滅多に食べられないから、しっかり食べておくのよ!」

空 「うん。」

青 「外で食べたら、カナダ産松茸ご飯でも1杯500円じゃ食べられないのよ!」

空 「うん。そうだね。」

青 「松茸の天婦羅なんか韓国産でも1500円は取られるわよ!」

空 「うん。そうだね。」

青 「土瓶蒸しの松茸、国産でこのかさの閉じ具合でこの大きさだと1本5千円はするわね!!!!」

空 (お姉ちゃん、どうしてそんなに所帯染みたことばっかり言うのかな?)


黄色「ただいま帰りますた!(・∀・)」

橙色「今日も大漁だよぉ!」



食堂で色無不在中の定例ガサ入れが終了したことを告げる凱歌があがった。



朱色「あいつ、今度はどんなのを仕込んでたんだ?」

灰色「前は女教師モノとか看護婦さんモノのコスプレ系だったよね。」

黄色「はい、それでは今回の収穫タイトルを発表します!」

橙色「さぁて今月の色無さんは、『三十路妻の肉汁』」

橙色「『熟妻交換』」

黄色「『禁断の母子相姦』の三本です! ジャンケン ポン!」

青 「あんたたち、いい加減にしたらどうなの!?」

橙色「お〜や、いとしの色無君の弁護ですか? 青さんw」

青 「そ、そんなんじゃないけど、他人のプライバシーを暴くのって悪趣味よ!」

黄色「罪な人ね。」

青 「うっ… (///)」

白 「で、でも、Hなのはイケナイと思いま〜す!(///)」

黄緑「はいはい。そのへんにしておきましょうね。」



黄緑(でも、この流れ! 完全に私の勝利ね。ウフフフ)


みなさん、こんにちは。

すっかり熟女キャラが根付いてしまっている黄緑です。



でもね、私、割と小さい頃に母と死に別れてしまって。

父の仕事も忙しいということで弟や妹たちと一緒に田舎のお婆ちゃんに

育てられたんです。

オマケにお婆ちゃんも亡くなってしまった後は、弟妹たちの面倒を

私が見ざるを得なかったんです。

相変わらず父の仕事も忙しかったから。

幸い、勉強でそんなに苦労することはなかったとは言うものの、

学校のお友達同士が遊んでいるときはもちろんのこと、

塾や習いモノに通っている頃、ずっと家事をやってました。



食べ盛りの弟妹たちのために新聞広告の特売品を朝からチェックし、

学校から帰ってくるとすぐにお財布片手に買出しに行く毎日。

それが習慣になったせいか、辛いとは思いませんでしたがw



でも、そんな私にもようやくフォローの風が吹いてきました。

毎朝、色無さんのお味噌汁にコッソリと熟女好みの素を添加したおかげで

他にいくらでも可愛い女の子がいる寮の生活にも関わらず、彼をすっかり

熟女好みに仕立てることに成功したようです。



ただ、たったひとつ気がかりなのは群青さんの存在で(ry


空「ベトナムの首都ってどこでしたっけ?」

黄緑「サイゴンでしょ?」

青(あれ、ホーチミンじゃなかったかしら?)



橙「黄緑ちゃん、黄色とクラブに行くんだけど、一緒にどう?」

黄緑「せっかくですけど、私モンキーダンスくらいしか踊れませんし・・・」

黄色(モ、モンキーダンスって何?)

群青「ま、黄緑ちゃんはディスコよりもジャスコの方が好きだからw」

橙色(い、いまどき、『ディスコ』ですと?)

黄緑「群青さん。そんなオヤジギャグ言ってると『メッ!』ですよ。」

群青「ゴメンナサイね」



灰色「あの2人本当は姉妹なんじゃないかな? それもごく歳も近い…」

黒「たしかに朱色さんよりも黄緑のほうが群青さんと話が合うわね。」


空「大変だぁ〜!お姉ちゃ〜ん!」

青「空、どうしたの?」

空「黄緑先輩が台所でPerfumeの曲、歌ってるよ!」

青「まさか?」

空「本当だよぉ。」

灰「PerfumeってYMOのライディーンみたいなノリで覚えるのが楽なんだってさ。」

朱「シンセサイザー=YMO 典型的なアナログ仕様だなw」


水「い、色無くん、ここ、この服どうかな……」

無「次は水か……ってそのミニスカートは……!!」

水「だ、駄目かな……」

無(水があんな短いのを……でも意外と似合ってる……ってか下手したら見えちゃい……って何考えてんだオレは!!)

水「やっぱりこんな派手なの私には似合わないよね……」

無「いやいやいやそんなことない!! とってもいいぞ! うん、かわいいよ!! 似合ってると思うよ!!」

水「ほ、ほんと!?あ、ありがとう……」

橙「あ、帰ってきた、おかえりーどうだった?」

水「もー、めちゃくちゃ恥ずかしかったよーーーー!! でもかわいいって……言ってもらっちゃいました」

橙「私のとっておきのミニスカ貸してあげた甲斐があったね」

桃「じゃあ次はこのミニスカを赤ちゃんが着て色無くんに見せにいこっかー♪」

赤「えぇぇぇ!? 無理無理、ボクにそんなの絶対似合わないよ!!」

桃「ふっふーん、それは着てみなきゃわからない……ってコラ逃げるなー! それ、みんなで捕まえろー♪」

赤「うわぁぁぁぁたーすーけーてー……」


青「ただいま〜。 ああ、お腹空いた!」

全「……」

青「な、何? この不気味な沈黙」

桃「色無君が下校途中にコンビニでカレーとおでん食べてたのを見つかっちゃったの」

橙「今夜はおでんだって黄緑ちゃん、昨日から言ってたじゃない?」

青「たしか色無が『おでん食べたい』って言ったからおでんに決まったはず」

桃「そう。それで黄緑ちゃんが、『朝にも今夜はおでんですよって言いましたよね!?』って言ったら……」

青「言ったら?」

橙「色無がすっかり忘れてて」

青「そりゃ黄緑が怒っても仕方ないわね」

桃「おまけに『おでんは煮込む時間かかるし』って色無君が言っちゃって」

青「そうしたら?」

桃「黄色ちゃんも、『冷凍庫に(私の)レトルトカレーが置いてあるでしょう!』って怒り出して……」

青「うわぁ。最悪のパターンね」

空「お姉ちゃん。お腹空いたよぉ……」

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無「ふー、まったく赤の奴、さすがにフルマラソンはきついっての」

朱「いーろなーしくーん。ちょっとおいで?」

無「なんですか? 桃と橙まで一緒で」

橙「ふふ」

桃「えへへ♪」

無(何か嫌な予感!)

朱「今日は体育の日だったわけだ。つまり運動をしなければならない」

無(もうオチ読めた……)

朱「なのにあたしたちはまったく運動していなかった! そこで!」

無(回避不可能イベントなんだろうなぁ……)

朱「これから夜でもできる激しい運動につき合ってもらいたい!」

無「だが断る!」

 ガシッ!

無「あぁお二人さん! 両腕抱えてどこに連れていく気!?」

橙「とってもイイトコロよ♪」

桃「ごめんね〜、色無君♪」

無「いやだ〜! まだ死にたくない〜! HA☆NA☆SE☆!!」

 ずるずるずる……

朱「出発進行〜! 夜は長いぜー♪」

紫「ねー? 夜でもできる激しい運動って何ー? エアロビ?」

黄緑「……紫ちゃんはまだ知らなくてもいいのよ」
無「っアーーーーーーーー!!!???」


黄「た、大変だよ!」

無「……ふーん」

青「はいはい」

橙「今日はカレーおじやかしらねぇ……」

黄「ちゃんと話聞いてよ! 今、今ね! 緑と黒が麻雀やりはじめたんだよ!」

全「ッ!」

無「な、何故それを先に言わない!」

青「早く始める前に止めないと!」

橙「ことの発端はなんなの?」

黄「それが……」

緑「ツモ。一盃口ドラ2、満貫」

黒「(チャラ)まぁいいわ」

無「修学旅行のバスの席の取り合いかよ……しかも黄緑さんと白も巻き込んで……」

黄緑「あらあら。ツモられちゃったらしょうがないわねぇ」

白「ねぇ、朱色さん。私はどうすればいいの?」

朱「白は子だから2000点払えばいいんだよ」

灰「二人とも引けを取らないね……! お姉ちゃんも本気だよ」

無「解説役、頼んだ」

灰「この勝負……お姉ちゃんは始める前に緑先輩に古役を一つだけ認めるようにいったのさ……!」

無「ま、まさかっ……!」

灰「そうっ……『黒一色』っ……! つまり本気だ……! お姉ちゃんは……!」

無「この喋り方疲れる」

灰「お姉ちゃんは本気を出すと相手にその話を持ち掛けるのさ」

無「そして相手は緑、緑一色VS黒一色か」

灰「そのとき……! 私に電流走る……!」

無「……なんだよ」

灰「ただ言いたかっただけー♪」

黒「ロン。メンタンにリーチ」

緑「(チャラ)……」

無「ゴクリ……」

灰「さっきまで緑先輩が勝ってたけど今のでほぼ同点……お姉ちゃんの反撃がはじまったんだ」

緑「(キュ)っ!」

 ピシィ

黒(發を捨てた……! 緑一色の雰囲気だったのに……!)

朱「よし白、リーチだ! これ通ればイけるぞ!」

白「り、りぃち!(ペチン)」

緑「ロン(パタン)」

朱「發なしの緑一色……!」

黒「貴女、本当に……」

緑「『腐ってる』は褒め言葉よ。それに私は貴女より——」

黒「『腹黒くない』? ……ふふふ」

緑「ふふふ……」

灰「お姉ちゃん、マジだ……!」

無「あの二人、徹底的に潰し合うぞ。白から役満ブン捕るなんて、黒にとっちゃ挑戦状以外のなんでもないからな」

黒「私は、別に色無の隣りの席が欲しいわけじゃないのよ(ピシ)」

緑「……(ピシ)」

黒「ポン。(カシャ)私はただ、白と色無と三人で思い出を作れさえすれば……」

緑(西を鳴かれた……!)

黒「(キュ)だから私は、負けられないの(パタン)」

灰「黒一色小四喜……! 子とはいえダブル役満なんて……!」

黄緑「私トビ——」

黒緑「「続けなさい」」

黄緑「は、はい……」

灰「あの二人、黄緑さんを気押してる……!」

無「やめてぇ……オカズが減るぅ……!」

黒「朱色さん、外してくれる?」

朱「お、おぅ。白、ルールわかったか?」

白「だいたいわかりましたぁ」

白「ぽん」

黄緑「あら?」

白「ちー」

緑「ん?」

白「かん」

黒「え?」

「なぁ、あれ役あるのか?」

灰「まさか……ね」

緑「……ふっ(ピシ)」

白「あ! 緑ちゃんそれ! その白いの!」

灰「……はぁ」

無「白さん? 役はなんでしょうかな?」

白「役? ……ロン?」

灰「あぁ、やっちゃっ」

緑「さすが白だ。独釣寒江雪を知ってるとは。恐れいった」

灰「緑さん、あまり情けをかけると白ちゃんによくないよ、うん」

緑「何をいう。これはれっきとした役だ。ローカルもいいところだかな」

白「へぇ〜。白だけでもいいんだぁ」

無「で? 点はなんぼなのこれ?」

緑「そうだな。場所によって決まりは違うが、役満で手を打ってやろう」

灰「じゃあ順位は一位がお姉ちゃんで、二位が白ちゃんか」

黒「ふふ、よかったわね。色無の隣り席はこれで確保したわよ」

白「でも黒ちゃんに悪いよ。そうだ! 通路挟んで隣りなら」

緑「それはそれでまた囲碁で勝負を」

無「悪いんだけどさ、バスの席って出席番号順だし。俺の隣りは男になってるんだよね……」

緑「……勝負続行ね」


灰「昨日TVで全国名物鍋特集やってたじゃん?」

無「ああ」

白「どれも美味しそうだったね」

灰「どれが食べたかった?」

無「やっぱりイノシシのボタン鍋かなぁ」

白「私もボタン鍋かな。灰ちゃんは?」

灰「気が合うねぇ。私もボタン鍋なんだ」

無「でも、イノシシの肉は高いから。さすがに寮じゃ食えないよなぁ……」

白「そうだよね。いくらやりくり上手の黄緑ちゃんでも……」

灰「無理だと思うとよけいに食べたくなるね」

無「灰色。言うなよ。絶対に言うなよ。黄緑さんに絶対言うんじゃないぞ!」

黄緑(それは私に「山で狩ってきて欲しい」ということなのかしら?)


赤「色無。腹筋運動やるから足押えててくれるかな?」

無「いいよ!」

桃「色無君、柔軟体操するから背中押して♪」

無「ほいきた」

灰「色無、買い物行きたいからおんぶして!」

無「お前だけ百八十度路線違うな」

水(肥料運ぶの手伝ってって言えなくなっちゃった。灰ちゃんのバカ……)


灰「むふふふふ(スリスリ)」

空「も〜、やめてよ灰君。手が狂っても知らないよ」

灰「ん〜? 気にしない気にしない。今はフトモモの感触を堪能するだけ堪能するのさ(スリスリ)」

空「きゃあ(ごりっ)! もう、変なところ触らないでよ!」

灰「おおおぉぉおおぉぉぉぉおおおぅ。いくらなんでも今のはひどすぎる」

空「自業自得だよ。ほら、まだ耳掃除終わってないんだから、さっさと戻る」

灰「空、最近青さんに似てきたよな〜(スリスリ)」

空「も〜、ホントにやめてったら」

灰「そうは言っても、こんなときじゃないとなかなか触らせてもらえないからね。ふふふ」

空「えっちなんだから、もう……そんなに触りたいの?」

灰「ま、男だからね。でも空だから触りたくなるんだよ」

空「! ……もう、仕方ないんだから。ちょっと起きて」

灰「なにするんだ?」

空「……下、脱いだよ。生膝枕してあげる。その代わり足を撫でるのやめてね」

灰「あ、ああ、わかった」

空「わ、わたっ、私も、灰君だからここまでするんだからねっ!」

灰「うん。その……ありがとう」

空「//////」

灰「っっっ! 夢か! よかった……ってかなんだよ、女同士でラブラブって。お姉ちゃんじゃあるまいし。しかも灰君って、性別代わってんじゃん」

空「は〜い〜ちゃ〜ん〜! あ〜さ〜で〜す〜よ〜! 起きろ〜!! どーん」

灰「そそそそそそそ、そら!? なななななになに朝からなんなの!!?」

空「黒さんが日直で早いから、起こしに行くって昨日言ったじゃん。あれ、顔赤いけど、風邪でもひいた?」

灰「な、なんでもない。着替えるから出てって」

空「そう言って、また寝ちゃわない? 駄目だよ、起きろー」

灰「起きたから。お願い、出てって」

空「わかったけど、十分たっても出てこなかったら手加減しないからね」

灰「ん、わかった……ところで空」

空「なに?」

灰「わ、私が男だったらどうする?」

空「なにそれ? また悪巧みでもしてるの? いい加減にしないと黄緑さんに滅殺されるよ」

灰「なんでもないっ! 忘れてっ!!!」


しろ「色無さん、何か白いものが落ちてるよ」

くろ「寮の洗濯物ではないか? けっこうあるぞ」

無「どれもみんなスリップだ。風で飛ばされたんだろうな」

しろ「持って帰ってあげようよ」

くろ「うむ。どうせなら届けてやるのが親切というものだ」

しろ「でも、どれが誰のものだかわかる?」

無「うちの寮でスリップなんて着そうなのは白と黄緑さんと群青さんぐらいだろうから」

?「うん」

無「となると、この胸のサイズが大きいのが黄緑さんの。バストサイズも九十だし」

?「ふ〜ん」

無「で、こっちの素材はシルク。ってことは、肌の弱い白」

?「なるほど」

無「最後に裾にレースがゴージャスについてるのは群青さんのじゃないかな?」

黒「さすが色無。私の夫にふさわしい名推理だ」

無「く、黒。いえ、黒さん! いつの間に俺の背後に?」

黒「色無がスリップ拾ったあたりから」

無「お、俺は親切で拾っただけで、別に変なことは……」

黒「ああ。だが。とりあえず白の分は私が届けるからおとなしく渡せ」

無「他の二枚はどうするんだ?」

黒「これ以上お前のにやけた顔はみたくないから、それもよこせ」

しろ「うふふ。色無さんすっごくいやらしい顔してるよ」

くろ「どす黒い欲望の空気を露骨に漂わせているのがわからんとは」

無「だ、誰がそんな……」

黒「とりあえず朱色さんや黄緑の鉄拳制裁喰らう前に私に渡せ」

無「はい……(なんだか、名残惜しいなぁ……)」

黒「それと、色無」

無「なんでしょうか?」

黒「お前が『俺、スリップフェチなんだ』と言うのなら、私は喜んでスリップを着るぞ」

無「べ、別にスリップフェチなんかじゃねぇよ!」

黒「遠慮するな。お前と私の仲じゃないか」

無「どんな仲なんだよ!?」

黒「夫の性癖に合わせた下着の着用は妻の務めだと思うんだ……」


黄「ねーねー、そういえば今日ってなんで休みなのー?」

緑「振り替え休日」

黄「振り替え……あー! いい夫婦の日のか!」

緑「勤労感謝の日。いい夫婦の日は祝日じゃないし、四月二十二日に『よい夫婦の日』、二月二日に『夫婦の日』もあって、何がなにやら」

黄「おー……さすが緑、よく知ってんね!」

橙「全国の夫婦は、その日の夜に営めってこと?」

緑「思っても言わないの!」

黄「夫婦の日かー……私はちゃんと嫁に行けるのかなー」

橙「誰の? 色無の?」

緑「色無の嫁……色無の嫁……」

橙「お、先生、創作意欲出てきた?」

緑「俄然」

橙「主役私にして! お願い! 前のヤツは青だったじゃん!」

緑「さーどうでしょう?」

黄「色無の嫁……ぬぅ、なんか想像できないなぁ。モヤがかかる」

橙「お疲れの色無を、もちろん裸エプロンでお迎えしてからかってあげるの! そんで照れる色無を……ん? 結婚したらむしろ積極的に……? いやーん!」

緑「攻めの色無……なかなかいいわね」

橙「ちょっとー、私のアイデア使うなら主役にしてよね!」

黄「あれ?今日ってなんで休みなんだっけ?」

橙「夫婦の日でしょ?」

黄「あぁそうだった!」
緑「嘘を教えない」

橙「もういいじゃん、夫婦の日でー」

黄「勤労感謝……勤労感謝……そうだ!」

黄「もしもし? 私……いや別にどうもしないよ? やだなぁー、楽しくやってるから! ただなんとなく電話してみただけだってー」

朱「……ま、そうだよな。親御さんは大事だよな……アタシじゃないよな……」

無「まーまー、朱色さん。今日は晩酌つき合ってあげますから」

朱「うるせぇ! お前も親御さんに声聞かせてあげたらどうなんだ!」

無「……俺、小さいころに両親が事故にあって……」

朱「……そうなの、か? ……悪かっ——」

無「給料日前になるといつも『あのときのレッカー代があればなぁ……』って言ってましたよ!」

朱「……生きてるのか?」

無「はい! そりゃもうピンピンしてます!」

朱「……よーし、お前今日寝れると思うなよ?」

無「明日学校なんですけど!?」


黄「朱色はん、何やってはるんですか? ……あぁ、許諾書ですか」

朱「なんだその微妙な京言葉。地味に大変なんだよなー、これ。いちおう保護者だから、こういう手紙のたびにお前ら全員分の許諾書書かなきゃならん」

黄「手伝いましょうかー?」

朱「黄緑ならともかく、お前の女の子文字じゃ無理だ! ……あ、日付書いてなかった。今日何日?」

黄「十一月二十三日ですよ」

朱「いちいちにーさん……っと。さんきゅ」

黄「いちいちにーさん……いちいちにーさん……いいにーさん!?」

黄「いい兄さんの日だよ! 色無!」

無「あー……俺妹いないからなぁ……」

黄「じゃあ今日一日妹になってしんぜよう!」

緑「ついでに夫婦の日の法則で四月二十三日、二月三日も兄さんの日ですよ。よかったわね色無……お兄さん」

無「お前もかよ!?」

橙「それだけじゃない! 二月二日も実は……『にーにー』の日! にーにー!」

無「飛びつくな!」

緑「なんと……これも夫婦法則で四月二十二日、十一月二十二日もにーにーの日になるのね」

黄「にーにー! 小腹空いた! アイス買って!」

橙「私は服が欲しいな、にーにー!」

無「……なんらメリットがねぇ……!」


赤「ねぇ青〜。一日だけでいいから剣道部に入ってあげてよ」

青「ダメ! あんた、弓道部の部長に向かって何とんまなこと言ってんの?」

無「そう言えば侍黒の練習がきつくって、怪我人続出らしいな」

赤「このままじゃ恒例の交流戦ができないって、侍ちゃんも悩んでたし」

青「だったらあんたが入部すればいいじゃないの?」

無「それでもまだ人数が足りないのか?」

赤「うん。だから、ボクも一日だけ入部するから。青も……」

青「篭手決められて手首傷めたら、弓道に支障をきたすでしょ?」

無「う〜ん。それもそうだなぁ」

赤「だったら、相手に打ち込まれる前に、打ち込んで決めちゃえばいいじゃん!」

青「そう簡単にいくものじゃないわよ。赤は武道を舐め過ぎよ」

赤「そんなことないけどさぁ。困ったなぁ」

黄緑「それじゃ、私が……」

黄「やめて〜! 黄緑ちゃん本気出したら、相手の子、死んじゃう!」


無「はぁ……」

空「どうしたんですかセンパイ。なんだかお疲れですけど」

無「空か。いやな、白と黒がケンカしてるから仲裁に入ってるんだけど、さすがに限界……」

空「ええぇぇぇーーー! あの二人がケンカ!? 嘘でしょう?」

無「果たしてアレがケンカなのかわかんないけどね」

白「黒ちゃんの馬鹿〜!」

黒「白のわからず屋!」

無「また始まったよ……じゃ、ちょっと行ってくる」

空「面白そうなので、わたしも行きます」

黒「白なんて健康になって一人で何でもできるようになればいいんだ!」

白「黒ちゃんなんて誰からも愛される人になっちゃえ!」

黒「なにを〜、白なんて将来有望な人と結婚して幸せに暮らしちゃえ!」

白「ひどい! 黒ちゃんみたいな人は黒ちゃんをしっかり理解してくれる人のところに行けばいいんだ!」

黒「いくらなんでも酷いじゃない」

白「そんなことないもん! 黒ちゃんの方がひどいもん!」

空「え〜っと、センパイ? アレなんですか?」

無「白と黒のケンカ。灰は『デレゲンカ』って呼んでた」

空「『ケンカ』なのに『デレ』なんですか」

無「あの二人は一緒にいるのが普通だから、『一緒にいない』のが一番酷い仕打ちらしいんだよ」

空「はぁ」

無「でも、自分がいなくても幸せになって欲しいからああいう言い争いになるみたい」

空「さいですか……」

無「さて、そろそろ止めに入らないと」

黒「なによ!」

白「なんだよ!」

無「まぁまぁ二人とも落ち着いて」

黒「うるさいわね、色無は黙ってて!」

白「そうだよ、色無くんには関係ないよ!」

黒「だいたい貴方は抱きしめると温かいのよ!」

白「だっこされるといい匂いがしてふにゃってなるんだよ!」

黒「声がステキなくせに!」

白「笑顔がまぶしいくせに!」

無「え〜っと……ごめん」

空「センパイセンパイ、謝らなくていいんですよ。それより二人とも、わたしも褒めて下さい!」

黒「帰れ」

白「ちょっとあっち行ってて」

空「ちょっ、扱いがひどくないですか?」

黒「ねぇどうしよう色無。私、白に酷いこと言っちゃった」

無「大丈夫、白ならわかってくれるよ」

白「わたし、もう黒ちゃんに会わせる顔がないよ」

無「黒は俺の隣にいるから、いくらでも会わせなって」

黒「ねぇ色無。私の代わりに白のそばにいてくれない?」

無「だから白は今、お前のそばにいるってば」

白「色無くん、黒ちゃんを幸せにしてあげて」

無「白がやった方が早いからさ」

黒「色無……」

白「色無くん……」

無「この二人本当に面倒臭いなぁ。疲れる……」

空「鬱陶しいのでイチャつくならよそでやって下さい」

無「俺は悪くないだろ。俺にあたらないでくれって」


 奥様は水色

水「ねぇ、あなた?」

無「なんだい?」

水「私をお菓子に例えるとなにかしら?」

無「柔らかくって甘〜い水ようかんかな」

水(///)

 奥様は赤

水「ねぇ、色無?」

無「なんだい?」

水「僕をお菓子に例えるとなんだろう?」

無「いつもフレッシュで甘いイチゴタルトちゃん」

赤(///)

 奥様は朱色

朱「おい、色無!」

無「は、はい。なんでしょうか」

朱「私をお菓子に例えると何だと思う?」

無「え、え〜っと、僕にはとても歯が立たないから『岩オコシ』?」

朱「う、うるせー!!!」(バキ!)

無(ゲフッ!)

 ツンデレ奥様 三者三様

緑「私をお菓子に例えると何かしら?」(ボソ)

無「噛めば噛むほど味が出てくるスルメ」

緑(///)

紫「わ、私をお菓子に例えるとなんだろうね?」

無「角まで甘い金平糖かな」

紫「ちょ、ちっちゃい言うな!」(///)

青「わ、私をお菓子に例えると、な、何、かしら?」

無「煮てよし、焼いてよし、生でよしのお餅ちゃんかな」

青「色無のバ、馬鹿〜!(///)」(ドガ!)

無「い、逝ってヨシですか?」(バタ……)

 危険な香り(?)編

橙「私をお菓子に例えると何だと思う?」

無「お菓子って言うよりも……」

橙「言うよりも?」

無「身も心も温まる、マーマレード塗ったのトーストかな?」

橙「……色無って本物の天然ジゴロだわ」

茶「わ、私をお菓子に例えると、うひゃ〜!」(スッテン コロリン!)

無「茶色はよく転ぶから、乳ボーロかな」

茶「そ、そんなことないよぉ〜。きゃ〜!」(バタン!)

白「私をお菓子に例えると何だろうね?」

無「1度食べだしたら、やめられないとまらないから、か○ぱえびせん!」

白「もう……」(///)

無「どちらも食べ過ぎると(結果として)血圧が上がっちゃうんだよね、俺……」

白「お互い健康には気を使おうね!」

灰「ねぇ、色無」

無「なんだよ?」

灰「私をお菓子に例えるとなんだと思う?」

無「マジで危険過ぎるから、暴君ハバネロ」

空「色無先輩」

無「何だい?」

空「私をお菓子に例えると何だと思いますかぁ?」

無「空はふわふわしてるから綿菓子かな?」

空(お口の中で溶かして下さいね)(///)

群「色無君、ちょっといいかしら?」

無「なんですか?」

群「私をお菓子に例えると何に似てるかしら?」

無「そうですねぇ。噛めば噛むほど味が出てくるスルメですか?」

群「水気のない、枯れた女ってことかしら……」

無「そ、そうじゃなくって……」

緑(私と同じこと言っても、群青さんだと悪い方悪い方に取られる訳ね)


青「橙色と桃色、今日暇?」

橙「今日は部活があるからダメ!」

桃「私も」

青「えっ、あんたたち何かやってたっけ?」

橙「色無部!」

桃「私も」

橙「ちなみに顧問は焦茶さんです」

青「な、な、何、それ!?」

橙「主に色無に関するの情報交換会」

桃「色無君の好きそうなファッションの研究と実践もしてるよ」

橙「あと、色無の部屋のガサイレとか」

桃「色無君の部屋っていろんな物が出てくるから、桃わくわくしちゃう」

青「あ、あ、あんたたち、本気でそんなことやってるの?」

橙「顧問が焦茶さんなんだよ!」

桃「全身全霊を傾けて活動してるに決まってるじゃない!」

青「……(ああ、『入会したい』って素直に言えない自分が憎い!)」


桃「橙色ちゃん、そろそろ(色無部の)活動始めるよ!」

橙「焦茶さんは?」

桃「もう私の部屋」

橙「うん、わかった。すぐ行くから!」

空「お姉ちゃん、どうしたの?」

青「桃色と橙色がやってる【色無部】ってのがあってね……」

空「い、色無部!? なにそれ?」

青「私もよく知らないんだけど、なんでも焦茶さんが顧問してるんだって」

空「うわぁ、それって、危険な雰囲気が充満してるじゃない!」

青「群青さんに叱ってもらって、解散させちゃおうかな……」

空「それなら黄緑先輩に事情を説明したら?」

青「でも、その場合、よくて怪我人、最悪の場合……」

空「たしかに……」

青「仮にも寮長としては、そういう事態は避けたいのよねぇ」

空「うん、そうだね……」


灰「『JK』とは何の略でしょう?」

桃「女子 高生?」

黄緑「ジョージ 川口?」

灰「それじゃ、『KY』と言えば?」

桃「空気 読めない?」

黄緑「米 よこせ?」

空「群青さん、黄緑先輩ってほんとお茶目さんですよね」

群青「黄緑ちゃんのあのまなざしが冗談言ってるように見える?」

空「う〜ん、そう言われてみると……」


黄「ぶへっくしょい!!」

男「うわ、汚ねぇ! 何なんだよ!?」

黄「ちょっと風邪っぽいのよ……じゃなくて、美少女のくしゃみが汚いってどういうことよ!!」

男「お前が風邪ひくわけないだろうが」

黄「なんですって? 私の手握ってみなさいよ、熱いでしょ?」

男「……いや、別に?」

黄「あんたの手が熱いだけよ、額触ってみなさいよ!!」

男「……平熱としか思えないんだが」

黄「私の平熱は三十度くらいなのっ、だから今はかなりの高熱なのっ!!」

男「ほれ、風邪なんか引きそうにもない発言」

黄「チックショウ、こうなったらあんたに移してやるっ、あんたが風邪引いたら私から移った証拠! げ〜ほっ、げほっ!!」

男「くっついてくんな、暑苦しい! ってそれよりもつば飛ばしてくんな!!」

白「……」

黒「相変わらずバカねぇ、あの二人」

白「……けほっ、けほっ」

黒「いきなり咳き込んでどうしたの?」

白「……私もちょっと風邪気味かも。けほっ、けほっ」

黒「あんたがやっても普通に心配されるだけだからやめときなさい」


男「さーぶーいー」

紫「いちいち口に出さなくてもいいわよ、鬱陶しい」

男「寒いんだからしかたないだろ。さーむーいー」

紫「まったく、情けないったらありゃしないわね」

男「そんなことないっての。ピンクちゃんだってそう思うでしょ?」

桃「ん? 私も寒いのは平気なほうだから、あんまり気にならないかな」

男「うむむ、水色ちゃんはどう?」

水「ごめんなさい、私も寒さには慣れてる方なので……」

紫「ほらみなさい、あんただけじゃないの」

男「いいや、これは男女の体の作りの差だ。女子の方が体に脂肪がつきやすいから寒さに強いっていうやつに違いない!」

桃「えぇ〜っ、そうかなぁ?(ばいんばい〜ん)」

水「そ、そうなんでしょうか……(ぷるぷる)」

紫「あんたが情けないだけに決まってるじゃない」

男「……」

紫「……何よ?」

男「紫の言う通りだな。俺ももうちょっと寒さに慣れないと駄目だな」

紫「……どこを確認した上で言ってんの?」


橙「寒いねぇ〜」

男「まったくだ。教室から出るなんて考えられんな」

赤「あ、雪降ってきたよ、雪っ!! ほらほら校庭に出ようよっ!!」

橙「……あんなこと言ってますよ、おじいさん」

男「あなたを誘ってるんじゃないですか、おばあさん」

赤「ほ〜ら〜、い〜こ〜う〜よ〜!!」

男「すごい勢いで引っ張られてますよ、おばあさん」

橙「引っ張ると言うか引きずられてますよ、おじいさん」

男「これはあれだ、誰かが犠牲になるっていう流れ?」

橙「おじいさんが適任ですね」

男「いやいやおばあさんこそ」

橙「いやいやいや」

黄緑「あらあら、皆さん何をされてるんですか?」

男「いいところに黄緑おばあさ——」

黄緑「何か言いました?」

男「……あれ?」

黄緑「何か言いました?」

男「あれ? 何で黄緑さんまで俺を引っ張るの? どこ行くの?」

黄緑「何か言いました?」

男「ちょっ、オレンジっ、たすけ——」

橙「わざわざ外より寒くなるとこに行くわけないじゃん。頑張れ〜」


青「むむむ……」

男「黒板にらみつけて、どうしたんだ? 何か納得いかないところでもあるのか?」

青「そうじゃなくって、見えないの」

男「青って目悪かったっけ?」

青「それなりにね。まさか使い捨てのコンタクトが切れてたなんて……」

男「とりあえずどれが見えないんだ? 読んでやろう」

青「えっと、2行目の“Can you”のあとなんだけど」

男「う〜、でぃ、でぃす、でぃす——てぃんぐしゅ?」

青「……もういいわ。あんたのノート貸しなさい」

男「おい、勝手に持ってくな! 俺だって黒板写してる途中なんだからな!!」

青「ちょっと、私が見てるんだから引っ張らないでよ!」

男「だからってお前がくっついてくることないだろうが」

青「し、仕方ないでしょ、見えないんだからっ。それよりこれ、汚くて読めないんだけど何て書いてるの?」

男「文句言うぐらいなら無理して読まなくっていいっての。それはだな——」

緑「……アレね」

茶「……アレですね」

茶「あ、あのっ、ノート貸してくれませんかっ!?」

男「別にいいけどさ。何で?」

茶「眼鏡忘れちゃって、こ、黒板が見えなかったんですっ」

男「……茶さんが眼鏡かけてた記憶がないんだけど」

茶「い、家では眼鏡ですよ? 学校に来るときは失くしちゃうからコンタクトしてるんですけどっ」

男「じゃあ今は見えてるじゃん」

緑「ちょっといいかしら?」

男「……何だ?」

緑「私も眼鏡を忘れちゃって黒板が見えなかったの。ノート貸してくれない?」

男「……その額に乗っかってるのは、昭和のコントのつもりか? もっと勉強してこい」

緑「結局失敗だったわね」

茶「うぅっ、何がいけなかったんでしょう……?」

緑「目が悪いのは本当なのにね。青、貴女は私たちの何が悪かったと思う?」

青「……強いて言えば、頭じゃない?」


黒「焦茶さん、今日は車を出していただいてありがとうございます」

白「ありがとうございますー」

焦「なぁに、改まってお礼をされるほどでもないさ。忘れ物はないか?」

黒「白、保険証は持った?」

白「うん」

黒「車酔いするかもしれないからエチケット袋も持っておいてね」

白「うん」

焦「それじゃあ出発しようか」

白「わぁ、こんなところにあのお店があったんだー。今度一緒に来ようね、黒ちゃ——どうしたの、黒ちゃん? 顔色が悪いよ」

黒「いや……大丈夫よ……」

白「車に酔ったんだね? はい、エチケット袋」

黒「……ミイラ取りがミイラに、とはまさにこういうことね」

焦「どうする? コンビニにでも寄るか?」

黒「……お願いします」


灰「お菓子……ねぇ……」

無「……そういえば生キャラメルって、何が生なんだ?」

灰「……んー」

無「うーん……」

灰「……ほら、アレだよ。アレと同じだよ」

無「どれだよ」

灰「生たまごってさ、生じゃないじゃん?」

無「生だよ! たとえがへたくそすぎるよ」

灰「……じゃあほら! 生ビールのどこが生なのさ!」

無「む……確かに……」

朱「ふふ。若いねぇ。青い、青いよ。生の違いがわかるようにならないとねぇ」

無「……そういえば朱色さん、キッチンに新しくミニビールサーバー設置されてましたけど?」

朱「……なんだよ、その目は! 別に後ろめたいことしてないぞ! ちゃんと正規の手続き踏んでるからな! 許可おりたからな、姉さんの!」

無「いや……まず学生寮ですよね、ここ?」


黄緑「晩ご飯ですよ〜♪」

他「は〜い!」

朱「今日の晩飯はなんだ?」

黄緑「手巻寿司ですよ」

紫「玉子、玉子〜!」

黄緑「紫ちゃん、玉子はたくさん焼いてあるから、あわてないでも大丈夫よ」

群(この二人、まるで親子ね……)

青「空、しっかりお魚食べておくのよ!」

空「う、うん(こんなときのお姉ちゃんって、妙に所帯染みてるなぁ……)」

黒「白、青魚は体にいいから大丈夫よ。あと白身のお魚も。はい、これお食べなさい!」

白「黒ちゃん、ありがとう」

灰(お姉ちゃんたち、完全に二人だけの世界に浸ってるな……)


部下A「この逆上陸作戦が成功すれば、停戦にこぎつけそうですね」

部下B「航空優勢も制海権もほぼ友軍が掌握したからなぁ」

部下A「これまで長かったですねぇ」

無「ああ、小隊も半数以下になっちまった。全部、俺のせいだ……」

部下A「小隊長のせいじゃないですよ」

部下B「そうそう。死んだ連中は運が悪かっただけです」

無「みんないい奴ばっかりだったなぁ……」

部下B(おい、A。わ、話題変えろ!)

部下A(り、り、了解しますた!)

部下A「と、ところで、戦争が終わったら後はどうします? 自分は隊に残りたいんですが」

部下B「俺は予備自だから、生きて帰れたら役場の水道係長に復職するよ」

部下A「小隊長はどうされるんですか?」

無「そうだなぁ。俺も予備自だから、田舎に帰ってまた田んぼを耕すよ」

部下B「小隊長みたいな歴戦の勇士は上層部が手放してくれませんよwww」

部下A「それもそうですねw」

無「いやいや。それに俺もそろそろ結婚しようかと思っててさぁ」

部下A「小隊長はリア充ですからねぇ……orz」

無「そんなことないよ」

部下B「ところでお相手はどなたです? 」(・∀・)ニヤニヤ

無「誰にポロポーズしようかなぁ?」

部下A「班長、後ろから小隊長撃ってもいいっすか!?」(T-T)

部下B「あのお嬢さん方を敵に回す勇気と生き残る自信があるんだったらな」(・∀・)ニヤニヤ

部下A「前言撤回します。どうか命だけはご勘弁を……orz」 


『色鉛筆 ザ ギャザリング』

男「図書室タップして『虹色寮の緑』召喚。効果はマナソースっす。俺のターン終わり」

無「お? まさか腐女子ウィニーか? 俺も『学校』出してタップ。『スク水青』召喚して終わり」

男「『校庭』一枚出してさっきの『図書室』『虹色寮の緑』をタップ。3マナで『スクイズの赤』召喚。エンド」

無「ヤバい事故った。土地がない。『学校』タップしてエンチャント、『ポニーテール』」

男「何それ?」

無「対象に飛行ついて+1/+1。アタック。エンド」

男「飛ぶの!? ポニテで飛ぶの!? じゃ俺は新しく土地出して『虹色寮の緑』タップ。『腐女子のみーちゃん』召喚」

無「おお! タップしたら場にいる腐女子の数だけマナ生成っていいな! あとで『黄緑様』と交換しない?」

男「滑稽千万。そんな鮫に引っ掛かるか。『スクイズの赤』でアタック。エンド」

無「ドロー、やっと土地きたか。『空色犬』と『水色犬』召喚。『スク水青』でアタック。エンド」

男「飛行はウザいな。マナソース全タップして『黄緑の料理』、4点回復」

無「よし、また『学校』出してタップ。『天使水色』召喚。あとオールアタック」

男「なら『スクイズの赤』で『空色犬』をブロック。エンド?」

無「エンド」

男「じゃ『図書室』出してタップ。『緑の妄想』」

無「それは?」

男「つけた土地がもう一個マナ生成できる。あと『虹色寮の緑』と『ペンシル戦隊の桃』召喚」

無「またレアカード! しかも飛行ブロック可能か!」

男「このエキスパンションは買いましたからね」

無「アタックはもう無理か……! 『保健室』出してエンド」

男「土地全タップ! 『虹色寮の緑』2体タップ! 『腐女子のみーちゃん』タップ! 『黄緑様』召喚!」

無「持ってるのかよ! しかも入れてたのかよ!!」

男「7/6能力なしの実力は伊達じゃないぜ!!」

黄緑「ふーん」

無・男「!!」

青「どうしたのよ、その顔……?」

無「あ、アルマゲドンが……!」

男「ディスクディスクディスクディスクディスクディスクディスク」


無「ラーメンに何か1つだけ具を入れてもらえるなら、何がいい?」

赤「僕、チャーシュー!チャーシュー!絶対、チャーシュー!それも厚切りで!!」

緑「ネギが入ってれば充分よ」

白「私は軽く茹でたもやしがいいなぁ」

黒「美味しい焼き海苔をできるだけ大きいままで」

橙「メンマでしょ!?」

薄「煮卵、できれば2つに切ってから」

桃「きれいなナルトを入れて欲しいな」

黄「私はねぇ——」

無「どーせカレーだろ」

黄「えへへ……やっぱり、わかる?」

無「それじゃ、青は?」

青「べ、別に何でもいいわよ!(本当は愛を入れて欲しいのに、素直に言えない私の馬鹿!)」

無「ラーメンに何か1つだけ具を入れてもらえるなら、何がいいです?」

焦「別にラーメンには具を入れてもらわなくっても構わないので、私の具の中に色無君の——」

無「うわぁ〜!うわぁ〜!」

焦「そうか。やはり入れるだけではなく、出したり入れたりしなきゃ駄目なんだろうな」

無「エ、エ、エッチなのはいけないと思います!」


『予定調和』

無「鶏を使った料理と言えば?」

黄緑「筑前煮?」

青「ローストチキン?」

黄「チキンカレー?」

朱「焼き鳥?」

無「では、次に豚を使った料理と言えば?」

黄緑「トンカツ?」

青「ポークソテー?」

黄「ポークカレー?」

朱「豚玉(お好み焼き)?」

無「最後に牛を使った料理と言えば?」

黄緑「肉じゃが?」 

青「ステーキ?」

黄「ビーフカレー?」

朱「牛モツ煮?」


 色無の部屋 23:00

無「やはり巨乳の破壊力は伊達じゃないと思いますが……」

男「むしろ『貧乳は希少価値だ、ステータスだ!』という名言もありますし」

友「いやいや、ここは基本に戻って『オッパイに貴賎無し』ではないでしょうか?」

無「う〜ん。これは継続審議ですな」

友「やむを得ませんな」

男「仕方ないですね」

無「次に私は乳輪の大きいオッパイのは幻滅するのですが?」

友「異議なし!500円玉よりも大きいようではさすがに如何ともし難いです」

無「いやいや。もう少し小さくないと……。100円玉大まででしょう?」

男「乳輪の大きいものよりも陥没乳首の方が興醒めしませんか?」

友「興奮すれば乳首も勃起しますから、そう重大視するほどのことではありますまい?」

無「巨峯のような黒乳首では、起つものも起ちませんよね」

男「そうですか? 私は貧乳には不似合いなくらい大きな乳首にエロスを感じるんですが?」

友「う〜む。煮詰まってきましたなぁ」

男「なかなか調整がつきませんね」

無「安易な妥協は良くないですからね」

友「うん。そうですな」

3人「はぁ……」

無「それでは次の議題に移ります。性的魅力を感じる尻についてですが……」

赤「何の相談してるんだろうね?」

青「そう言えば、みんなすごく深刻そうな顔をして色無の部屋に入っていったわね」

空「友先輩、アタッシェケース2つも持ってきてたよ」

白「3人ともまだ夕飯食べてないんでしょ?」

黄緑「部長の男君が稽古を休んでまでするぐらいだから、相当大事な話し合いなんでしょうねぇ」

侍黒「男の奴、なせ某(それがし)に一言相談してくれんのだ?」

黒「色無……」


黄「過疎っているときこそ、私達の出番ね!」

薄黄「え、えと、何を……?」

黄「いや〜、最近思っちゃうの。私ってほら、人気者じゃない?」

薄黄「人気者というよりは、ネタキャラな気もしますけど……」

黄「シャラップ! だから人気者の私達こそ活躍すべきなのよ!」

薄黄「……でも、どうやって?」

黄「……」

薄黄「……」

黄「……そこは、ほら、人次第?」

薄黄「丸投げですか……」


青「今年の文化祭、私達のクラスの出し物なんですが……誰か提案はありますか?」

黄「カレー——」

桃「メイド喫茶とか?」

青「残念ながら、一年C組が先に取りました」

男「桃ちゃん水ちゃん黒黄緑さんメインの喫茶!」

無「オッパブか!」

無・男「HAHAHAHAHAー!!! ……すいませんでした」

茶「あ! はいはいはいはい!」

青「はい茶色」

茶「黄緑ちゃん喫茶!」

全員(ざわ……ざわ……)

青「それって……どういう喫茶かな?」

茶「お母さん喫茶です!」

 バキィ

全員「……」

橙(今黄緑さん、シャーペン握りつぶしたよね? ね?)

黄(もー!!! フォローも何もできないよー!!!)

茶「黄緑さんといると何かすごいこう……ほんわかするじゃないですか。安らぐっていうか安心っていうか」

紫「た、確かに……!」

茶「だから私、みんなにもわかってほしいんです!」

白「うんうん」

黄緑「茶色ちゃん……」

茶「ふぇ?」

黄緑「ありがとう、そんな風に言われたの初めて(ギュ)」

茶「ちょ、恥かしいよぉ!」

青「えー……! ではこれで決定ってことで?」

全員(否定できる空気じゃ……)

 当日

無「はぁ……! 疲れた!」

 ガラッ

黄緑「おかえりなさい。さぁさ、座って座って。何か飲みます?」

無「ありがとう。ホットコーヒーもらえます?」

黄緑「ちょっと待っててね。あ、ケーキありますけど……」

無「それもいいですか?」

黄緑「黒ちゃーん!」

黒「はーい。どうぞ。お疲れ様(ニパァ)」

無「はぁ、ありがとう。ここのチケットだいぶ捌いたよ。やっぱり人気だわ」

黒「そうなんですか?」

無「残り少なくなってきたらみんな群がってきてもう」

黒「あらあら、うふふ」

青「は、はい。ホットコーヒー。ミルクと砂糖入れます?」

無「ありがとう」

青「お仕事も大変みたいですけど、体も大事にして下さいよ?」

無「なるべく」

青「まぁまだ若いですもんね。コーヒーはおかわりできますから、ゆっくりしてくださいね」

 数分後

桃「あらあら、そんなことが?」

無「そうなんですかよぉ。んな倍の値段で買うからって無理でしょそれは……って」

桃「だけどそこで売らないのが色無君のいいところなんですよ」

無「そうかな? あ! 時間だ! 午後の分売りに行かなきゃ!」

橙「あら? 頑張ってくださいね」

無「愚痴ばかり聞かせちゃってすいません。それじゃ!」

赤「色無さん待って下さい!」

無「はい?」

紫「コーヒー、ケーキ、クッキー、アイス代もらってませんよ?」

無「……確かにそういう場所だったなここ。しかもお前らに対する口調も黄緑さん仕様になってたし」

茶「2000円になります」

無「はぁ!? そんな食ったの俺!」

青「言われるがままに注文するあんたが悪いのよ」


黄「うりゃ!」

桃「ひゃあ! 何すんの! いきなり胸触ってぇ!」

黄「デカ乳な桃が悪い」

桃「意味わかんないし! 黄色ちゃんだって結構あるでしょぉ!」

黄「それは嫌味か! ……というか、揉んでもらうと大きくなるって言うよね(チラッ)」

桃「何言ってんの! 緑君とはまだそんな関係じゃないよぉ」

黄「あれぇ〜。別に緑君のこと言ったわけじゃないのにぃ」

桃「……とにかく! いい加減手どけてってば」

黄「……桃」

桃「なに?(はやく手ェどけて……)」

黄「あんまり早く成長しすぎないで……あたしを置いていかないでよ……」

桃「……何言ってんのよ。友達でしょ?」

黄「どこの乳がしゃしゃり出てる!! うりゃりゃりゃ!!!」

桃「や! 意味わかんないし! 何そのテンション!! やめっきもっ離してぇぇぇぇぇ!!!!!」

水「あそこっていつも楽しそうだよねえ」

白「そうだねぇ。親友なんだろうね」

黒(あれって親友って言ったらそうなんだけど、何というか……)


 それはある休日の昼下がりの出来事だった。

 寮内に大きな亀裂を生み、さまざまな方面に飛び火し、醜い罵詈雑言が飛び交う、さながら消耗戦を思わせるそれがそこにはあった。

 のちにそれは『ティーパックの変』と呼ばれることになる。

空「今日は珍しく、みんな寮にいるんですね」

橙「ここのところ出かけてばかりだったし、今日明日くらいは部屋でゆっくりするのがいいと思ってさ」

水「じゃあ、みんなで食堂に集まってお茶しようよ」

桃「いいね! すごく楽しそう!」

青「ガールズトークね」

黄「青がガールズトークって言うだけで、すでに私は面白い」

赤「あぁ、噂に聞くスイーツってやつだね。あははは」

黒「あんまし青をからかわないで。あとが面倒だから」

白「く、黒ちゃん……少しはオブラートに包んで……」

黒「オブラートなんて薄いものに包むくらいなら、言ってしまった方がいいと思うの」

茶「私もガールズトーク楽しみ!」

灰「茶ちゃんが言うと可愛く聞こえるのにね」

緑「青が可愛そうよ……この中じゃかなりモテるのに……」

紫「それは中身を知らないからだって。本当に残念美人だよ。まったく!」

青「……どうして、いつも私はそこまでバカにされるの?」

桃「紫ちゃんが言うと僻みにしか聞こえないね♪」

紫「うるさい、バカ! 胸にしか栄養が行ってないくせに!」

黄緑「紫ちゃん、落ち着いて。その台詞は負けを認めたようなものよ」

紫「確かに!」

赤「そこのチビッ子、もう少し小声で話せよー。小っちゃいんだから」

紫「チビッ子って言うな! 赤だって胸は私と大差ないでしょ!」

水「紫ちゃん、声でっかいよ……そうだ、誰かお茶入れてきてくれない?」

青「私がやってくる」

橙「さすが青。よろしくねー」

青「はい。おまたせ」

空「それじゃ……」

黄「じゃあ、これより開会の言葉を……赤くん」

赤「宣誓! 我々は! これよりお茶か——」

黒「そこのバカ2人ウルサイ」

桃「そうだよ。さっさとお茶を飲みなよ……ん?」

水「あれ……?」

空「……あれ? 紅茶だよ……ね……? お湯じゃないよね?」

橙「薄っ! 青、ちょっと薄すぎでしょ!」

水「……ちゃんとティーパック使った?」

青「使ったわよ!全部で3つ!」

白「全部で3つ……? ……1つで4杯分も!?」

黒「ケチりすぎでしょ。最高でも1つで2杯よ……それにこういうときくらいは1人1つ使いなさいよ」

紫「砂糖水飲んでるみたいだ……」

黄「それ以前に紫は砂糖入れすぎだよ。お茶飲むのか、砂糖飲むのかはっきりするべきだよ」

青「家ではこれが普通なのよ! 水はともかく、なんの手伝いもしてないのに文句を言わないでよ!」

灰「それを言われると何も言い返せない……」

黄緑「私からも言わせてもらうと、そもそも寮のティーパックやお菓子諸々は誰が買ってきてるか分かってる?」

桃「き、黄緑さんです……」

黄「そうだぞ! それなのにお前らときたら文句ばかり! 紅茶なんて色がついていればいいんだ! さっきから聞いていれば、セレブ気取りか!」

黒「ウルサイわよ。バカは黙ってなさい」

黄「すいません……」

赤「弱っ!! と、ともかく黄緑さんの言う通りだよ。みんなで楽し……」

水「お茶を……」

空「……水先輩?」

水「お茶を舐めないでください!」

茶「わっ! びっくりした……」

水「いいですか! 一口に紅茶と言えども1つ1つ香りや味の違い、入れ方で変わってくる絶妙なニュアンス……そういったものがあるんです! なのに何の香りも味もしない! これはもはや紅茶ではありません!」

黒「そうよ。水の言う通りよ。これはお茶と呼べないわ。お湯でもなければ紅茶でもない、中途半端な代物ね」

青「黒も何よ! 毎回毎回偉そうなこと言って! 私が色無のことを相談しても的確なことしか言わないし……もう少し優しく慰めるようなことを言ってくれてもいいじゃない!」

灰「的確ならいいじゃん……当たってるんだしさ……」

桃「そうだよ! 黒ちゃんは胸を抉るようなことばっかり言うし!」

空(段々ズレてきた……黒先輩がなんか不憫……)

紫(そのまま抉れてなくなればいいのに……)

緑(これお酒とか入ってないわよね……?)

茶「(このままじゃケンカになっちゃう……なんとかしなきゃ!)あ、あのね!」

黒「……なによ」

茶「ひ! そ……その……お姉ちゃんはティーパックを何度も何度も干して使うの! だから……その……あの……みんなもそのくらい……」

青「さすがにそれはないわ」

黒「それはないわね」

黄緑「そこまでしろとは言わないわ」

水「それは少しおかしいよ」

青「熱くなりすぎたわね。ゴメンね黒」

黒「こっちこそ言い過ぎたわ。ごめんなさい」


灰「最初に『夜の』ってつけるといやらしくなるんだよ」

水「……」

茶「……」

橙「……」

黒「醤油取ってもらえる?」

空「どうぞ。桃先輩、ソースいいですか?」

灰「え? 無視すんの?」

黄「じゃあ、赤から時計周りで言っててみよう!」

 お題:最初に『夜の』をつけて何か語句を作れ

赤「夜のジョギング!」

黒「恩田陸か」

青「普通のおっさんじゃない」

黄「夜の——」

橙「どうせカレーでしょ」

焦「まず、趣旨を理解しろ」

白「夜の病院……とか?」

黒「白はこうじゃないと」

桃「可愛いー♪」

黒「夜のカップラーメン」

青「あら、うちの姉妹批判かしら」

黒「テンションが高くて時々ウルサイのよ」

水「夜の庭作業」

無「水が言うといいよなぁ」

青「!!」

緑「えーと……夜の……文学少女……?」

水「えっちぃ……」

青「緑、やるわね……」

無(テレ緑来た!)

橙「夜の勉強会なんてどう?」

黄緑「手馴れてる感じね」

赤「橙、つまんないね」

青「よ、夜のぉ……」

黒「語尾伸ばさないでよ……」

水「青ちゃん必死すぎ……」

空「おぇ……」

紫「夜の……夜の……夜のおやつ!」

桃「頑張りすぎちゃったのかなー?」

空「我が家のコントみたいですね……」

黒「ただの間食じゃない」

桃「夜の……えー! 私わかんなーい」

紫「うわ、出たよ! 得意のぶりっ子!」

青「緑の前だからって猫被らないでよ」

黄緑「うーん……夜のヒットパレード?」

空「……」

黒「……」

緑「……」

焦「……」

黄「お、おいおい……それは実在のテレビ番組だぞ☆」


灰「語尾を小さい字にすると可愛くなるんだよ」

空「……」

黒「……」

青「あ、蟻だ」

灰「おいおい。またSI・KA・TOかい?」

黄「とりあえずやってみよう!」

 お題:語尾に小さい字をつける

赤「このやろぉ!」

青「せめて可愛く言いなさいよ」

無「ドスを効かせるなって」

黄「カリィ」

赤「それっぽくなった!」

黄緑「ベアみたいです」

白「ピッツァ!」

橙(すっごくいい笑顔……あの閃いた! って感じが可愛い……)

黒「白じゃなければ殴ってる流れね」

桃「えーそんなことないよぉ?」

紫「やりなれてるね……」

水「すごい、自然……」

橙「どうしたのぉ?」

赤「なんか……うん……ギャルっぽい」

無「橙、メールそんな感じだったときあったな」

水「でっかぃ」

無「これだよ! これ!」

青「水は反則だと思うのよ……」

灰「空ェ……」

空「それがやりたかったんだね……」

灰「それに気づくとは……やはり」

空「やかましい」


 寮

男「おかえりんこー!」

赤「ただいま○こー!」

無「こらぁ! 何言わしてんだぁ!」

赤「え、ただいまって言っちゃダメなの……? ご、ごめん僕……」

無「ちが、そうじゃなくて……!」

男「あーあ泣かせた」

男「おかえりんこー!」

青「破廉恥よ!!!」

無「一瞬で!?」

男「おかえりんこー」

緑「……(ペラ)」

男「おかえりんこ?」

緑「……! あ、あぁただいま。すまない、今読んでる本がいいところで」

無「イイヨイイヨー」

男「おかえりんこー」

黄「たっだいまー! お腹減ったー!」

男「あ、あぁうん。ガムやるよ」

男「おかえりんこー」

橙「……。あ! そういうあれか! 言わないもんねー! ただいマントヒヒ!」

男(イラ)

無「拳を抑えろ。絶対的全面的にお前が悪い」

男「おかえりんこー」

黒「……」

男「おかえりんこ?」

黒「……」

男「おかえ……グス」

無「泣くなよ」

男「おかえりんこー」

白「ありがとう(ニコ)」

男「え、えぇ、どういたしまして……」

無「今までで一番うまい返しだな」

男「おかえりんこー」

紫「あー、ただいまん——この馬鹿ぁ!」

男「……ふぅ」

無「すでに賢者!?」

男「おかえりんこー」

桃「(チラ)はい、ただいまん——もう……」

男「瞳でシッカリと色無さんを捕縛してから発言したのを俺は見逃さなかった。とりあえず俺に謝れ」

無「何でだよ」

男「おかえりんこー」

水「ただいまん……まん……ま……」

無「無理に言わなくていいんじゃないかな!? かなぁ!?」

男「水ちゃん」

水「は、はいぃ」

男「結婚しよう」

無「はいドーン!」

男「おかえりんこー」

黄緑「男君、女の子に変なこと言わせようとしちゃダメよ」

男「すいません」

黄緑「そんなことしてるから女の子に嫌われちゃうのよ?」

男「はい……」

黄緑「女の子には優しくしないと。ね?」

男「はい……」

黄緑「約束する?」

男「する」

黄緑「うん! それでこそ男の子よ! それじゃあ私、ご飯の準備するから。ちゃんと約束守るのよ?」

男「はーい」

無「親子か!?」

男「おかえりんこー」

茶「ただいまん——その手には乗らないよ!」

色・男「まずはスカートをはきなさい!!!!!!!!」

男「おかえりんこー」

空「(プペペ)もしもし、お巡りさんですか?」

無「早い!早いて!」

男「おかえりんこー」

灰「ただいまん——もう、にぃにのえっちぃ……!」

男「ほら、続きを言ってごらん?」

灰「ま……ま……まん……」

男(ニヤァ)

灰「マンティス!!!(シャー)」

男「ひぃやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

無「仲いいな」

男「おかえりんこー」

侍「よしなに」

男「元から何も求めちゃいねぇよ。というかなぜ来た」

男「おかえりんこー」

薄黄「……」

男「おっかえりんこー♪」

薄黄「……(ギロ)」

男「……ゾクゾクするねぇ」

無「しねえよ」

男「おかえりんこー」

朱「おーまん○まん○ー。いやーあっちいなぁ。ビールねぇか?」

男「姐さん! 俺一生着いていきます!」

朱「ハッハッハ! ちょっと割きイカ買ってきてくれよ」

男「はい!」

男「おかえりんこー」

群「ただいまー。聞いてよ色無くーん! 経理が書類間違えてみんなで残業よー!」

無「いーこいーこはいはい」

男「さすがキャリアウーマン」

男「おかえりんこー」

焦茶(キョロキョロ)

 ポン

焦茶「ただいまん○」

無「え? お、おかえりなさい」

焦茶「私の目を見なさい。ただいまん○」

無「お……おかえりなさい」

焦茶「すまない男君。君のくれたチャンスを無駄にしてしまったみたいだ」

男「いや、いいんです……」







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Last-modified: 2012-10-21 (日) 13:00:42