ギャグ・コメディ
桃「ねぇねぇ色無くん。見て見てぇ」タユン
無「(じーっ)……はっ。ど、どうかした? 桃」
桃「えへへー。今日の桃ちゃん、いつもとどこか違うと思わない?」タユンタユン
無「(じじーっ)……はっ。え、えっと、いきなりどこかって言われてもな」
桃「えぇーそんなぁ。いつも桃ちゃんをちゃんと見てくれてればすぐにわかるはずだよぉ?」タユタユタユユン
無「(じじじじーっ)……はっ。なるほど。そうか。そういうことかよ。桃お前……」
桃「うんうん」タユタユ
無「お前今日、ノ、ノノ、ノノノノーブラだろ! ダメだぞ暑くなってきたからってそんな!」
桃「……ばかっ! 色無くんのばかぁっ!」
紫「ねえ色無」
無「ん? どうした紫」
紫「き、今日のあたし、いつもとちょっと違うとこない?」
無「え? いつもと違うとこ? んー?」
紫「そ、そんな考えるようなことじゃないじゃん! 見てすぐわかるでしょ!?」
無「……あれ? 紫お前もしかして……」
紫「そ、そうそう!」
無「身長伸びたんじゃないか?」
紫「へ? えええぇぇぇぇっ!? ほ、ほんと!? ほんとにそう思う!? ぃやったああぁぁぁっ! ……って、あれ?」
黄「いーろーなーしー」
無「なんだよ」
黄「……なんか冷たくない? まいいや。今日のあたしは一味違うよ! さあ、どこが違うか当ててごらん?」
無「なんだろ」
黄「……あんた、考える気ある?」
無「あんまり」
黄「……グス」
無「……! おい、黄! お前……!」ガシッ
黄「うわ! さんざん冷たくしといていきなり食いつかないでよ! で、何? 気づいちゃったの? 今日の——」
無「悪いことは言わない。『飲むカレー』はやめろ。おデブさんへの階段を一段飛ばしで駆けあがってるぞお前」
黄「……こんのバカ! 大きなお世話だあ!」
青「ね、ね〜え、色無?」
無「おう、どうした青。そんなに声裏返らせて」
青「じめじめする季節よね」
無「え? あ、ああまあね。もうすぐ梅雨が来るな」
青「髪の毛も扱いづらくなってくるのよ」
無「え? あ、ああ確かに。髪の長い女の子は大変だよな」
青「そうなのよ。だから私、髪を両サイドで結んでみたのよ」
無「え? あ、ああほんとだ。いわゆるツインテール」
青「そう、ツインテールなのよ。か、勘違いしやすいあんたのために先に言っておくけど! 私がこんな髪型にしてるのは単純に湿気で髪が扱いづらかったり、熱がこもるのを避けるのが目的であって、いつもと違う私を色無に見て欲しい、なんてことはこれっぽっちも思ってないんだから、そこ——」
無「雰囲気変わるなあ。結構好きだぞそれ」
青「なっ……何よ! 話聞きなさいよこの馬鹿! ……でも、ありがと……」
あお「きりーつ! 礼! 着席!」
先生「はーいおはようございます。今日の一限さんは国語だが『赤い実はじけた』だからやめて『えいっ』にします」
あか「せんせー! 私は『走れメロス』がいいでーす!」
先生「赤はセリヌンティウスも妹の結婚式も放り出して走り続けちゃうからダメです」
くろ「同じ太宰なら『人間失格』にしましょう」
先生「君たちには早すぎます」
き「『カレーの王子さま』!」
先生「星! ほ・し!」
みどり「『アレクサンドロスの征服と神話』にしましょう」
先生「先生、君の将来が不安でならないよ」
しろ「『ちぃちゃんの影送り』……」
先生「やめよ。白からのリクエストのそれはやめよ」
おれんじ「『anan』読もー」
先生「今週号も没収」
もも「『モンスターVSエイリアン』!」
むらさき「『不思議の国のアリスー』!」
先生「今日の大小戦争のお題目はディ○ニーか!」
みず「な、なら私、『シンデレラ』……」
先生「水ちゃんって奥手に見えて結構憧れてるよね。先生そういうの好きです」
ちゃ「先生ー! 間違えて『テレビくん』持ってきちゃいました!」
先生「だから先生昔は『テレビマガジン』派って言ったでしょ!」
きみどり「ならNHKの『今日の料理』にしましょう」
先生「なにがどうなると『なら』になるんですか? わかりません」
いろなし「先生ー! なら普通に次の『クラム」
先生「黙れよイケ面! もう廊下立ってろよオイ!」
男「えー、続いてのアーティストはIEG12でーす」
ワー ワー
男「皆さんは同じ高校で同じ歳だと聞きましたが……」
青「えぇ、みんな同じ虹色高校です」
黄緑「今通ってる大学はみんな別々の大学なんですけどね」
男「結成のきっかけは何だったんですか?」
黄「二十歳の時の同窓会で集まった時に『あれ? これよくね』って感じで結成です!」
橙「ぶっちゃけノリで結成したよね」
男「ノリかい(笑)。そういえばメンバーでユニット組んでるとか?」
白「私と黒ちゃんの『二人はLovePair(Lovely+Rrepair)』です。ね! ブラック!」
黒「そ、そうねホワイt……む、紫と桃も組んでいますよ!(///)」
男「そうなんですか? すんごいデコボコじゃないですか」
紫「小さいゆーな! マネージャーがやれって言ったからだよ!」
桃「こらこらダメだぞ紫ちゃんほんとのこと言っちゃ♪ あ、ユニット名は『マトリョーシカ』です」
男「黒い部分が見えましたね。水色さんと緑さん、赤さんは個別に活動なさってるそうですが……?」
水「は、はい! このた、たび! みみ、水着写真集を出し……ました! よよよろしくお願いします!( ///)」
客席『水ニャンカワイイー』
水(ペコ)
男「男性ファンから大人気ですねぇ。続いて緑さんは小説を書いていて映画の脚本までお書きになられたとか」
緑「(ペタ)アレハンドロの憂鬱、絶賛公開中」
客席『キャー』
男「ポスターあるのかい! 今度は女性客からの声が……。赤さんは今100M走女子日本最速記録保持者と……」
赤「だって走るの好きなんです」
男「好きこそものの、って奴ですね。おっとここで次のコーナー行ってみましょー」
テテテテッ テテテテッ テッテッテッテ〜♪
男「さて、お手元のフリップがありますね! そこに高校のころ好きだった男子のイニシャルを書いてくださーい!」
全部「えー!」
男「私の合図で、いっせーにあけてくださーい! どうぞ!」
『I』『I君』『Iさん』
男「みんな……え? Iって人?」
茶「みんな色無さん好きなんじゃないですか〜。はははぁ」
無「茶! 俺の名前出すな!」
男「え? マネージャー……おいカメラ止めろ!」
男「ダメだなこの企画は」
青「色無、わたしと一緒に幸せというバームクーヘンを焼きましょう」
無「意味がわからないんだけど。パス1」
青「ずっとわたしの生徒会長でいてっ!」
無「え、どういうこと? パス2」
青「フったな! 二度もフった! お父さんにもフられたことないのにっ!」
無「いまの告白だったの!?」
白「色無く〜ん。どぉ〜ん」
無「おっと、急にどうした?」
白「えへへ、誰かに甘えたかったの〜」
無「よしよし、いい子いい子」
白「モフったな! 二度モフった! 黒ちゃんにモフられたことないのにっ!」
無「えっ、ダメだったの」
白「もっと〜」
男「色無さ——」
無「その本を渡しなさい」
緑「これだけはダメっ! 最後の色無総受け本なのっ!」
男「色無さ——」
無「茶、そっちには行くな!」
茶「ニトロの詰まった樽にぶつかります〜」
無「わ〜」
男「モブったな! 二度モブった! 侍黒にモブられたことないのにっ!」
無「ではメンバーの御紹介! ギター! 赤! 黒!」
赤「よろしくー!」
黒(ペコ)
無「続いてベース! 青! 黄色!」
青(///)
黄「へーい!」
無「キーボード! 桃!」
桃「みんなー来てくれてありがとうー!」
無「ドラムス! 紫!」
紫「おい! 前列のお前! そうお前! 今『おいおいまじか』みたいな顔しただろ! こっち来い! ってほんとにくるな!」
無「サックスアーンドトランペット! 橙! 緑!」
橙「やっほー!」
緑「……フッ」
無「ヴァイオリン! 白!」
白「よろしくおねがいしまーす!」
無「リコーダー! 茶色!」
茶「ピュ〜ヒョロロ〜」
無「鉄琴! 水色!」
水「え、や……あの……(///)」
無「ピアノ! 黄緑さぁん!」
黄緑「……『さん』?」
赤「なんてどう!?」
青「赤にしては悪くない案ね。じゃあ文化祭は虹色寮はこれで」
黄「待って! まだだよ! グループ名はどうするの!?」
橙「レインボー'sとかは?」
桃「七色はちょっとねぇ……」
黄緑「あらあら。どうしましょう」
無・男(女子十二楽房……)
AM02:00
無「(ガバ)……小便するか。お? 灯りが点いてる。誰か起きてるのかな?」
カチャ
黄緑「すー すー」
無「今日は群青さんいないから黄緑さんが全部やったんだ」
朱「ぐぁ〜 ご」
無「朱色さんに布団かけるのも! (パサ)頭が上がらないよ」
無「明日創立記念で休みだし、深夜アニメ見ても大丈夫だよな」
ガチャ
緑「むふー」(世界一初恋鑑賞中)
無「みど——」
緑「むふー」
無「み——」
緑「むふー」
無「チューするぞ」
緑「むふー」
無「……おやすみなさい(パタン)」
緑「むふぅ( ///)」
無「……喉乾いたなぁ。なんな飲み行くか」
カチャ
無「お? 冷蔵庫の前に誰かいるな。ちょっと驚かしてやるか♪」
?「(パク)……ん♪おいし」
無「俺の名を言ってみろ!」
水「<! "#%&ぉ&'¥ぉ]^_」、ぅ`{ーー゙[@? >!!!!!!!!!」
無「って水か!」
水「けふっ! けふ……!」
無「こんな夜中につまみ食いか?」
水「ち、違うよ! これは私が帰りに買ってきたお菓子でみ、みんながいるところで食べるの悪いからあのっ、こうして」
無「落ち着いて落ち着いて!」
水「あぁ……見られちゃったよぉ……!( ///)」
無「意外だなぁ、水にそんなとこがあったとは」
水「い、色無君はなんで……!」
無「俺は喉が乾いたからなんか飲みに。あ、コーラあった。(プシ)」
水「あの……シュークリーム、一個食べます?」
無「……共犯?」
水「ちっ、違いますぅ!」
無「はいはい、秘密秘密(モグ)」
水「お願いしますょもぅ( ///)」
無「……あーまたオスィッコ(バサ)」
ガチャ
無「トイレまでの距離が長いよ……一階じゃなくてせめて、この角曲がったぐらいに」
トン
黒「……」
無「……おっ! びっくりした! 黒」
黒「きゅぅああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
無「え? え、え? あ、え? あ、あ、え?」
白「(ガチャ)く、黒ちゃん!」
青「どうしたの!? 何があったの!?」
無「えれ? あ、え、あ? 俺?」
黄「どうしたぁ……誰の声ぇ〜っふぁ〜。(ゴシゴシ)」
桃「何々? To loveる? 夜だからダークネス?」
赤「色無に黒!? どうしたんだよ!」
青「色無! 黒に何をしたの!」
無「俺ただトイレ行こうとしてそこの角曲がったら黒とぶつかって」
青「そうなの黒?」
黒「……コホン、初めてだったから、お互い下手だっただけの話よ( ///)」
無(パクパク)
全員「……」
青「寝ましょ」
桃「あー悪夢ね、悪夢」
翌朝
青「うーん、昨日は寝つき悪かったわぁ」
桃「そうそう、私も」
黒「私も」
無「お、俺……も?」
(∪^ω^) わんわんお!
無「群青さん? その犬、どうしたんですか」
群「私の同期が出張で1カ月ほど海外に行くことになったのよ。それで預かってくれないかって」
朱「うえー、ガキどもの面倒をみる他にお犬様の世話もしなくちゃなんないのかよ」
白「犬さん可愛い……」
黄「なになに? 犬飼うの? やったぁー!!」
水「わ、わたし、ちゃんとお世話します」
灰「もふもふ」
赤「ボク毎日一緒に走ろっと!」
無「はは、朱色さんが面倒見なくても大丈夫そうですね」
群「諸々にかかるお金は貰ってるし、一月だけでもみんなで面倒見ましょ」
群「そういえば同期に名前を聞いておかなかったわ」
無「せっかくですし、ここにいる間は俺たちで名前をつけませんか?
赤「さんせーい!」
紫「ここはポチ!」
空「ありがちー」
黒「やや無個性ね」
ケルベロス
緑「魔界の守護犬……」
灰「厨二乙」
無「ルビとかわかりづらすぎだろ」
桃「リリアンとかどう?」
橙「うーん、あの犬雑種っぽいしなぁ」
黄緑「少し合わないかもしれませんね」
朱「サラミ」
茶「ふええええええ! 食べちゃダメですぅ!」
群「ちょっとは真面目に考えなさいよ」
赤「ウサイン・ボルトがいい!」
青「あんたもう走ることしか考えてないでしょ」
水「もっと可愛い名前がいいです……」
黄「ふふーん、ここはセンスの塊こと黄色ちゃんが——」
全「「「カレーは却下」」」
黄「……あるぇー?」
喧々諤々 ケンケンガクガク
無「うーん、なかなかピンとこないなぁ」
(∪^ω^) わんわんお!
白「きゃっ!」
赤「わ! 急にどうしたんだろ」
(∪^ω^) くんかくんか
白「犬さんどうしたんだろ」
黒「このバカ犬、いきなり白にすりよるとはいい度胸ね……」
灰「お姉ちゃん、動物にまでそんな殺気向けないでよ」
黄緑「白ちゃんが何か持っているんじゃないかしら?」
白「あ、わたし、チョコをポケットに入れてたんだった」
(∪^ω^) わんわんお!
青「その匂いにつられたのかしらね」
水「チョコが好きなのかも……」
(∪^ω^) はっはっはっはっは
黄「当たりみたい」
白「ねえ、この子、チョコっていうのはどうかな?」
橙「うん、なんかしっくりくるね」
紫「可愛い!」
黒「いい名前だと思うわよ、白」
無「じゃあ決まりだな」
白「チョコ、よろしくね」
(∪^ω^) わんわんお!
そー……
(∪^ω^) わんわんお!
茶「きゃ、こらチョコ、静かにして」
青「こら、はこっちの台詞よ。茶、犬にとってはチョコレートは毒だっていったでしょう!」
茶「だってぇ、こんなに欲しそうにしてるのに……」
(∪^ω^) わんわんお!
青「犬にチョコレートを与えると下痢になったりして、場合によっては死んじゃうときもあるの。チョコはなんでも欲しがるんだから、ジャーキーとかにしなさい」
茶「わかった。ありがとう青ちゃん」
青「あ、でも今はジャーキーもだめ」
茶「ええ!? なんで?」
青「今と同じやりとりを白、黄色、赤としたのよ」
(∪^ω^) げぷ
青「こいつ、もうたらふく食べたと思うわ」
茶「あ、明日はわたしがジャーキーあげる!」
青(この犬、この一月でめちゃくちゃ太るんじゃないかしら)
(∪^ω^) わんわんお!
群「あら?」
青「チョコ、群青さんになついてますね」
群「なんでかしらね? 私が連れてきたからかしら?」
白「いってきまーす!」
茶「学校いってくるよチョコちゃん!」
(∪^ω^) わんわんお!
群「いってらっしゃい」
群「さて、みんな学校に行ったし、あの愚妹も学校関連の会議でいない。と、言うことは……」
(∪^ω^) わんわんお!
群「二人きりでちゅねーチョコちゃーん!(コネコネコネコネ)」
(∪^ω^) わんわんお!
群「はい! お手!」
(∪^ω^) わん!
群「おかわり!」
(∪^ω^) わん!
群「伏せ!」
(∪^ω^) お!
群「いい子でちゅねー! いい子ちゃんにはチューしちゃう!」
(∪^ω^) わんわんお!
群「いとおしいぃぃぃぃぃぃ!!!(コネコネコネコネコネコネコネコネ)」
(∪^ω^) わんわんお!
黒(゚д゚)
群「あぁ毛並み! あぁ肉きゅう! 耳のペラペラ感……」
黒(゚д゚)
群「……黒、さわりなさい」
黒「わ、私は課題」
群「さわりなさい!」
白「黒ちゃん遅いよー!」
黒「ご、ごめんなさい( ///)」
白「黒ちゃん? なんで少しにやけているの?」
黒「気のせい」
黒(や、やわらいわぁ( ///))
怪人ボッチ男「ふははは! リア充の貴様に便所飯を味会わせてやるわ!」
無「ちくしょー! 誰か助けてくれー!」
まてい!
怪人ボッチ男「誰だ!」
赤「カラフレッド!」
青「か、カラフブルー!」
黄「カラフイエロー!」
緑「カラフグリーン」
桃「カラフピィンク!」
赤「虹色戦隊!」
全員「カラフカラフレンジャー!」
怪人ボッチ男「おのれ、またもカラフレンジャーか!」
怪人ボッチ男「ふははは! 口ほどでもないわ! 一生便所にこもっていろぃ!」
赤「(ダンダン)開けてー!」
青「ちょっと、ここから出しなさい!」
黄「トイレでカレーなんて無理ィィィィィ!!!」
怪人ボッチ男「今からこのホースで上から水をかけてやる! 便所飯のフルコースだ!」
桃「助けて色無くーん!」
?「待ちなさい!」
怪人ボッチ男「だぁれだぁ!」
橙「カラフネーブル!(ほんとはカラフオレンジだけど☆)」
紫「カラフパープル!」
水「カラフ……ウォータァァァァー!!!!!」
黄緑「カラフリーフ、ふふっ♪」
茶「カラフ茶色!」
白「カラフホワイトぉ!」
黒「ふっ、カラフブラック」
朱「カラフ……ル……ル……おヴェぇぇぇ!!」
群「カラフディープ!」
薄「カラフクリーム!」
侍「カラフ侍黒、見参」
赤「みんな!」
怪人ボッチ男「……え? ちょっと、なに? リンチ? ひどくね?」
皆さん、最近の戦隊物、ロボットおおいと思いませんか?
次回『恐怖! ハッテン! ガチムチ男、登場!』お楽しみに♪
どーなっ○るの? 夏の特別編視聴中
無「……」
紫「……」
桃「やっぱ夏って言ったらホラー特集よね」
赤「クオリティ高いなぁ」
青「こんなの信じるわけないじゃない。ねぇ色無?」
無「あ、ぁ、あぁ、そうっす……ね」
桃「あれぇ? 色無君? もしかしてぇ〜?」
無「ビビるだろ……髪の長い女は反則だろ」
夜
桃 前髪顔隠し白ワンピース着用ver(そろそろ色無君が階段から上がって来る頃♪)
トントントン
桃(きた!)
桃「色無くぅぅぅぅぅぅん!!!」
青 前髪顔隠し白ワンピース着用ver「え?」
桃「え?」
青「ま、まさか桃も……」
桃「でも青ちゃんもそういうとこあるんだぁ〜?」
青「う、うるさ」
桃「あ、誰か来た! 次こそ色無君かも!」
青「よ、よし!」
赤 前髪顔隠し赤ワンピース着用ver「ごめぇん」
桃「いいよ」
青「つ、次は来るわよ! きっと!」
『はぅわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
赤「今のは!」
青「色無の声よ!」
桃「誰よ! 抜け駆けしたの!」
黒 ワンピース着用ver「な、なんなの。いきなり人の寝間着を見て叫ぶなんて?」
無「す、すまん。今日見たホラー特集が」
赤 前髪顔隠し赤ワンピース着用ver「色無!」
青 前髪顔隠し白ワンピース着用ver「何があったの!?」
桃 前髪顔隠し白ワンピース着用ver「ちょっと誰よ!」
黒「え?」
青「え?」
赤「え?」
桃「え?」
無「っぉおおおお!!!!!」
黒「……色無」
無「は、はい!」
ペシン
無「痛いっ!」
黒「何となくよ」