侍黒メインSS

侍「その鍵を渡してもらおう」

男「だが断る」

先生「どっちでもいいからさ、早く武道館の鍵預かってよー。明日出張行けないよ」

侍「黙っておれ。これは我々の問題だ」

男「部外者は帰れ」

先生「武道館の管理、先生だから。部外者じゃないから」

侍「貴様とはいずれ決着を着けねばならぬ運命……」

男「ここで決着もいいかもな。表出ろ! 空手歴12年、思い知らせてやるよ!」

侍「剣道三倍段と言う言葉、よもや忘れたとは言わせん!」



 ティロティロティローン

店員「いらっしゃいませー」

侍「では始めるか……」

男「おぅ……」

  ガ  リ  ガ  リ  君  早  当  て  対  決  を  な



翌日

後輩「すいませーん、鍵持ってきましたー。剣道部も空手部も副部長、お腹壊して休みでーす」


道場

侍「だから道場の鍵は某が預かると言っておるだろう!」

男「いや、ここは俺だろ!」

先生「どっちでもいいから、先生もう帰るから。鍵ここ置いとくね」



男「だからここは俺に任せて先に行くんだ!」

侍「お主には任せておけん! 某が」

男「待て!」

侍「なんだ?」

 サァァァァァァ

男「雨降ってねこれ?」

侍「……降っておるな」

男「傘ねぇや」

侍「(ニマァ)ほほぅ。鍵はお主に譲ろう。某は先に帰らせてもらう。 傘 あ る か ら な !」

男「待てぃ!」

侍「なんだ次は」

男「……バラすぞ」

侍「何を?」

男「コーヒーの作り方バラすぞォォォォォォォォォ!!!」

侍「!!!!!!」

男「迫真の顔で呟いていた『美味しくなぁれ』バラすぞォォォ!!!」

侍「おおお脅しか! 脅迫か貴様ぁ!!!」

男「紳士的な交渉だよ!!!」



侍「……あまり近寄るな」

男「わーってるよ」

侍「卑怯ものめ」

男「……」

侍「……。お主傘持て」

男「あぁ」

侍「……」

男「……」

侍「あ」

侍(男、肩が傘からはみ出ておる……。)

男「なんすか?」

侍「お主、か……。ふむ」

男「ん?」

侍「悪くない」

男「何が」

侍「何も」


お祭り

侍「なんでお主がいるですかー! ありえないんですけどー!」

男「僕もありえないんですけどー!」

無「ま、まぁ祭りにまできて喧嘩はやめような? な?」

青「そうよ! こんなときぐらい仲良く、そう仲良くしなさい!」

無(やられた……男が一人でもいれば世間の痛々しい視線が和らぐと思ったのに……!)

青(ふっ、甘いわよ色無。ここで侍黒を呼んで相殺してしまえば……。)

侍「貴様こそ、先ほどからそこの浴衣の婦女子どもにうつつをぬかしておるではないか!」

男「べ、べつに祭りだからって特別テンション上がってねーし!( ///)」

侍「ハン! どうだか!」

男「お、お前だって浴衣とかなかなかノリノリな格好できてんじゃねーかよ!」

侍「こ、これはこの場における正装であって……!( ///)」

男「言い訳すんなし!」

侍「くっ、やはりお主とは相容れぬようだな……!(シャキン)構えろ」

男「いいぜ、やっぱこうでなくっちゃぁな!」



「「  か  き  氷  早  食  い  対  決  だ !」」



黄緑「さ、あの二人はおいて、行きましょうか」

無「oh……」


競技:射的勝負

 ぺこん

侍「ちぃ! この王将(の置物)さえ落とせばこの勝負……!!!」

男「ティロ・フィナーレ!!!」

 ぺこん

男「クソ……、てかこれ空気銃一丁で落ちるのかよ!?」

店主「いやぁそれは難しいね。彼女と同時に撃って」

侍「彼女ではござりませぬ」



競技:金魚掬い

男「……はっ!」

 バリ ぽちゃ

男「おっちゃん! もう一回!」

侍「甘いなお主」

男「ほう。ではでは、侍黒さんの腕を見せてもらいますか」

侍「ふぅ……飛天御剣流! 天翔——」

 バリ ぽちゃ

侍「……ふぅ」

男「『ふぅ』じゃねーよ! わかりきったことだろう今のは!」

店主「ブハハw嬢ちゃんも兄ちゃんも面白れーなwwww一匹サービスするぜwwww





競技:型抜き

男「よっ……っと! このカーブを」

 パキ

男「やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

侍「ふっ。この勝負、某が頂いたな」

 ぺかー

男「こ、これはさすがの俺も負けを認——」

おっちゃん「姉ちゃんこりゃダメだわ、いやー惜しいねぇwwwwwww」

侍「な、なにを申すか! これほどまでに完璧なものは」

おっちゃん「往生際悪ねぇwwwwこの端欠けてるよwwww」

侍「いやでもこれ!」

男「やめろ。マスターには勝てねえ……」

侍「だが……!」



勝者:型抜き屋のおっちゃん



無「あいつらやっぱ……」


 ガラッ

男「話は聞かせてもらった! 10月28日、人類は滅亡する!」



赤「……はぁ」

青「ど、どうしよう色無ぃ……私ちょっと怖いよ……」

緑「いや、それは一説に過ぎず、違う説では……」

黄「は、はやくこくまろとバーモントを買い占めないと!」

桃「やだよぉ! 色無くぅーん!」

橙「ノストラダムスで懲りただろ? ウソウソ」

紫「そ、そうだよ! う、うう嘘だよ!(ウルッ)」

黒「白、最後に私にシロシロしてて……」

白「うん、黒ちゃん。ずっと一緒だよ」(シロシロシロシロ)

茶「早くみんな! 方舟に乗らないと! あ! でもあのチケットすごく高いって映画で……!」

水「(プルルル)お母さん? ……うん、あの……ありがと、え? あぁ何となく言いたかったの」

黄緑「はいはい、じゃあ早くご飯作りましょうね」

朱「ガハハ、色無! スケベしようや!」

群「今死んだら売れ残ったまま……いや、むしろ滅んでもらったほうが……」

薄「まぁみんな一緒ですし、ね?」

侍「……っうっ……うぅ(ポロポロ)」

無「これで期末試験なくなるわ」



男「はい、この中に数人卑しい嘘つきがいます。正直に名乗り出なさい」


サムライブラックを飼いたいんですが……



縁日

おじさん「兄さん、どうだい? 今はなつかしVIP時代の擬人化産のカラー侍黒だよ」

男「お、侍黒だ! 懐かしい! でも飼うの難しいんでしょ?」

おじさん「ンなことないさ。適度に茶碗一杯の白米と煎餅さえあれば兄さんでも飼えるぜ」

侍「(ピョコ)シアエシアエ」

おじさん「お、この青髪の侍黒、兄さんになついたみたいだな」



男「と、言われて500円で飼ってしまったが……」

侍「トコー、トコー。メシー」

男「か、可愛いから、いいか。とりあえず、ちょっと汚いから風呂に入れるか」

 ザバァ

男「ってやっぱね! 侍『黒』なのに青いとかあり得るわけないでしょ! 定番だよ!」

侍「トコー……」

男「どったの?」

侍「ユガヌルイワ!」

男「そういや説明書には熱めの五右衛門風呂に入れろって書いてあったな」

侍「クシュ!」

男「あぁ! 風邪ひいちゃう! はよもっと沸かさないと!」

 チャプ

侍「イイユジャ……」

男「43度だよ……でもこれで」

侍「ソレガシハマンゾ……グッ(プカ)」

男「ってのぼせちゃったよ!!!」



侍「ウヘェ……」

男「『五右衛門風呂は5分以上入れないでください』か。危なかった」

侍「トコー……ミズ……」



果たして俺はこれからちゃんと侍黒を育てることができるのだろうか? 







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Last-modified: 2012-10-21 (日) 11:22:35